BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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THE勝負駆け①7R~11Rの見どころ

 今日は夕刻から恐ろしくバタバタしそうなので、早い段階で【前半戦の勝負駆けダイジェスト×後半戦の勝負駆け条件と見どころ】をアップしちゃいます。その後は重要な局面をピックアップ、速報形式で簡潔にお伝えするつもりです。まずは便宜上、7R~11Rの勝負駆け展望をどーぞ!

7R
①深谷知博  完走当確
②前本泰和  完走当確
③金子和之  4着=6・17
④桑原 悠  4着=6・00
⑤松崎祐太郎 2着=6・00
⑥平本真之  1着=6・00
【見どころ】とにもかくにも、深谷に大注目!! ここを“好タイム”で逃げきると、非常にスリリングな予選トップ条件が発生。順を追って説明すると
A・深谷が1着なら、この時点で暫定トップに(同率8・00の前本も同じではある)
B・ただし深谷の1着時計が1分48秒4より遅ければ、【10R①茅原1着でまったく同じ着順点ながらタイム差で茅原トップ】になってしまう。
C・深谷が1分48秒3以内で勝つと、10Rの茅原は単なる1着ではダメで、最低でも同タイムを叩き出す必要が生じる(同タイムなら選考順位で茅原が優位、ちなみに前本はどんなに速い時計で勝っても、10R茅原1着なら着順点が足りずに2位まで)。
 ってなわけで、深谷が1分48秒3以内で逃げきると、10R茅原の勝負駆けが何倍にも面白くなるわけだ。深谷のタイムアタックに注目!!

8R
①中島孝平 ―
②西島義則 ―
③白井英治 4着=6・17
④馬場貴也 完走当確
⑤坪井康晴 2着=6・00
⑥片岡雅裕 1着=6・17
【見どころ】好枠・中島が前半の大敗で予選突破がほぼ絶望的に。西島も含めて内の終戦コンビを、地元のエース白井が捌ききれるか。前半の気配はちょっと頼りない感じではあったが……また、馬場は準優1号艇の大チャンス。ここは1着を取りきって白カポックに肉薄しつつ、予選トップの可能性まで残しておきたいところ。

9R
①新田雄史 2着=6・17
②毒島 誠 完走当確
③渡辺浩司 ―
④遠藤エミ 3着=6・00
⑤佐藤 翼 3着=6・17
⑥岩崎芳美 ―
【見どころ】前半の好レースでしっかり可能性を残した遠藤・佐藤がどこまで攻めきれるか。前半の毒島の気配が一息だっただけに、展開次第でズバッと差し抜ける光景もありそうだ。もちろん、昨夜の配信予想【⑤-①④-全】を買うとして、オッズ次第で【④-⑤-全】も押さえますかね。これがまあ、今日の穴極撰ってことにしておきまーす!

10R
①茅原悠紀  完走当確
②上野真之介 4着=6・00
③辻 栄蔵  完走当確
④前沢丈史  ―
⑤齊藤 仁  2着=6・17
⑥寺田 祥  ―
【見どころ】さあ、7Rの①深谷か②前本が勝っても、自力トップの権利は茅原だ。ただ、先に書いたように、深谷が1分48秒3以上の猛時計を出したときのみ、ただ勝つのではなく【最低でも深谷と同タイム】というオプションが追加されることになる。⇒このあたりは速報スタイルでお伝えします。

11R
①丸野一樹 4着=6・17
②平山智加 1着=6・00
③秋山直之 2着=6・17
④羽野直也 ―
⑤菊地孝平 2着=6・00
⑥石渡鉄兵 2着=6・00
【見どころ】絶好枠の丸野は前半5Rの豪快なまくり差し1着でかなり有利な条件に!ただ、外には崖っぷちの2着勝負レーサーが並んでおり、予断を許さぬ接戦カードではある。結果次第で1~4人が必ず脱落する、4日目のメーンレースに相応しい残酷なサバイバルバトルだ。

 手順前後ですが、1R~6Rのダイジェストは書き終わり次第アップします。いましばし!(photos/チャーリー池上、text/畠山)