10R、2号艇で出走の守屋美穂は、
3コースから強烈なツケマイ一閃!
強い追い風をものともしない豪快な一撃で、
GⅠ初1着をあげたのであります。
3月女子王座ではついに届かなかった水神祭、
夏の若松で堂々の達成です!
それにしても、なんとも賑やかだった水神祭。
岡山支部が集結するのは当然ですが、
落合直子&鎌倉涼の大阪支部や、横西奏恵、池田姉妹等
まったく違う支部の先輩たちが取り囲むという盛大さであります。
実際に守屋を水面に放り投げたのは岡山勢でしたが、
実に多くの選手たちが会場となったボートリフトを取り囲み、
儀式の様子を鑑賞しておりました。
この水神祭が、実に楽しいものとなった。
勝利者インタビューから守屋が戻るのを待つ間に、
すでに数名の選手が裸足になっており、
“道連れ”のシーンが見られるのは確実だったわけですが、
始まってみると、やっぱり! それを他支部の選手も察して、
見届けてやろうと集結していたのでしょうか。
守屋を勢いよく水面にぶん投げると、
金田幸子、樋口由加里らが次々と飛び込んでいく。
あら、片岡恵里も?
山下友貴は、同期を祝福するための道連れダイブであります。
金ちゃんは仰向けに浮かんだままピクリとも動かず、
ドザエモンを演じたりもしていましたね。
さらに、靴をはいたまま参加して、
飛び込むつもりなどいっさいなかった田口節子まで
強引に突き落とされ、リフトには
大爆笑が巻き起こっておりました。
女王は3月も強引に落とされていたっけ?
守屋を祝福する儀式というよりは、
壮大なる“ダイブ・パーティー”と言ったほうが
しっくりくるほどの、大盛り上がり大会なのでありました。
守屋選手、おめでとうございます。
これでようやく最初の一歩、
今後はますます勝利を積み重ねていって、
優勝戦線をにぎわす存在になってください!
(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)