本日の水神祭は3人。今日からその都度その都度ではなく、前半組と後半組、まとめて行なわれることになりました。今日の3人はすべて後半に出走があったので、12R発売中にまとめて、ということになったのでした。
まずは、GⅠ初勝利ではなく「男女混合GⅠ初勝利」の中川りな。2R1着後に福岡支部が相談してたので、もしやと思っていたのですが、やっぱりですか! レディースチャンピオンでも水神祭は行なわれましたが、わずか1月半ほどの間に2度の水神祭を見られるとは!
ということで、中川がドボンと投げ込まれたあとは、同期の下寺秀和&馬場剛、さらに女子選手たちが次々とドボン。そしてもちろんアイツも!
中川をはじめ、女子選手たちは試運転用の係留所に泳ぎ着いて、リフトを見上げます。次に行なわれる澤田尚也の水神祭の準備がそこで行なわれていて、観戦を決め込んだ様子。そのとき、女子選手たちが「あーっ」と声をあげる。あーっ、アイツがもうリフトに駆け付けている!
というわけで、つづいて澤田尚也。5Rを逃げ切ってGⅠ初勝利であります。同支部の松山将吾が途中帰郷してしまっていたわけですが、世代の近い5000番台の選手や近畿地区の選手が参加して、澤田をドボンと放り投げます。 前田滉らが続いて飛び込むなか、もちろんアイツも!
ラストは3R逃げ切りの吉田凌太朗。吉田は左手負傷中ということもあって、水面には放り投げられませんでした。愛知支部が全員リフトに乗ると、そのリフトはじわじわと下がっていく。まったく止まる様子がなく、全員が足から水に吸い込まれ……これは伝説のダザイスタイルの水神祭ではないか! ワタシ、これまで2回しか見たことありません。集団入水スタイルで腰のあたりまで全員が水に浸かり、カメラマンに向かってヤッホーと手を振る。これはこれで、趣深い水神祭であります。
そして、愛知支部のアイツは! なんと一人、水面に飛び込んで、猛然と平泳ぎ。他の愛知支部はリフトに乗ったまま陸に引き上げられていったのに、この男は都合3回も飛び込んだ。
いいぞいいぞ、いっぺーーーーーーっ!
ひとつ終わるたびに、いち早く岸に泳ぎ着き、こうして駆け足でリフトへと向かったいっぺーでありました。3つの水神祭皆勤、お疲れ様!
昨日は飛び込めなかった野中一平、「あー楽しかった!」と叫んで控室へと消えていきました。やっぱりヤングダービーの水神祭にはキミが必要ですね(笑)。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)