BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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賞金王決定戦『前検を斬る!!』

 シリーズ戦の合間に、賞金王決定戦組の試運転と前検が行われました。パワー診断に入る前に、これだけは特筆しておくべきでしょう。

 

田村隆信が動く!!

 

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 予想はしていましたが、明日11Rのスタート練習の1本目でいきなり激しい意思表示を見せました。誰よりも早く2コースに陣取り、くねくね蛇行しながら起こし位置を設定。斜めの角度から見たので正確には分かりませんが、おそらく80mを切っていたはず。

 2本目は枠なりで折り合った田村ですが、3本目はまたまた深~い2コース選択。インの池田浩二に「ここまで付いてくれる??」と挑発しているようなスタート練習でありました。もちろん、これを見た他の艇も黙っているとは思えませんが、田村は不退転の覚悟でピットアウトから攻める。私はそう確信しました。11R、波乱含みです!!

 一方、明日の12Rのスタ練は2本が枠なりで、1本だけ123546。ピット離れで何かか起きない限り、枠なり想定でいいと思います。

 

 ではでは、数少ない足合わせ&スタート練習から、良く見えた選手をピックアップしておきます。

 

'S級(超抜候補)

 

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★湯川浩司

 足合わせで新田と合わせ、ターン出口からスリット裏までぐいぐい伸びた。さらにスタート練習ではスリット→1マークまで内の艇を置き去りにする伸び。つまり、ターンしてからストレート全部が強いと思う。この足がきたときの湯川は、手が付けられない成績を残すことが多々あり。今年の賞金王は強~い湯川が見られる!?'

 

 

 

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'''A級(上位候補)

 

★田村隆信

 こちらは完全に出足型。深い起こしからスーーッと加速し、スリット付近でトップに入る。他艇よりも起こしタイミングが早かったので(気合の発露?)そう見えた可能性もかなりあるが、「深インでも行けそう」という感触ではあった。ちなみに前操縦者は、イン志向の強い間嶋仁志。報知の藤原記者によれば「深インでもゴキゲンな出足で逃げきっていました」とのこと。

 

 

 

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★井口佳典

 田村を入れても入れなくても、ダッシュからの伸びが11R組では際立って見えました。この足があるなら田村を入れてスロー勢を深くし、アウト水域からガツーーンとぶち込む作戦も成立しそう。とにかく、11Rは荒れそうな要素が満載だぞ。'''

 

 と、ここでやっと気づいたのですが、この3人ってすべて銀河系っすね。今節はチーム・ギャラクシーから目を離せない!? もうひとり穴っぽいA級を挙げると……

 

 

 

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'★齊藤仁

 12Rで豪快に伸びる湯川に、唯一外からしっかり食いついていった。出足、回り足は不明も、この伸びがあればアウトからでも自在に戦法を選ぶ余地が生まれる。あまり人気にしないようなら、3着ヒモはもちろん湯川マーク差しの2着ヒモを買う手もあるだろう。'

 

 

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 以上の4選手を推奨しておく。ちなみに、評判機を引いた池田と瓜生はというと……正直、3本ともインから行って、私の観測ポイントからは他艇がぐんぐん押し寄せるように見えて、さっぱりわからなかったとお伝えしておきます。気になる松井繁は、シリーズ組の坪井康晴と合わせて同じような足色に見えました。それをどう評価するか。坪井はシリーズ組で中の上レベルだと思っています。

 展示タイムです。レース別に、どうぞ。

 

'11R

①池田浩二(愛知)6・63

②新田雄史(三重)6・77

③太田和美(奈良)6・63

④井口佳典(三重)6・61

⑤中島孝平(福井)6・72

⑥田村隆信(徳島)6・69

 

12R

①瓜生正義(東京)6・62

②松井 繁(大阪)6・60

③毒島 誠(群馬)6・74

④篠崎元志(福岡)6・61

⑤湯川浩司(大阪)6・57

⑥齊藤 仁(福岡)6・56'

 

 おっと、仁ちゃんの方が湯川よりも0・01秒速かったようです。ますます、明日は外枠の選手から目が離せなくなりました。(photos/シギー中尾、text/畠山)