BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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84%エース機は桐生がGET!!

 

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児島のモーターは、1月14日が初下ろし。そこから現在までに全6節、各モーターは3、4節ほどしか稼働していないため、未知数が極めて高い。おそらく、そのせいだろう。ガラポンを回す選手も、それを見守る選手たちも、まるで緊張することなく穏やかに時間をやり過ごしている感じだった。

 52人のガラポンの中で、ただひとり祝福の声を受けたのは桐生順平だ。選手班長の茅原悠紀が「よんじゅうなな!」と高い声で叫んだとき、「オッ」「オウッ」というまばらな声がチラホラと上がった。うむ、そりゃそうか。47号機の2連率はブッチギリの84%!! この数字だけで、レーサーたちの欲望に火を注ぐというものだ。ただ、初下ろしからの乗り役は、興津藍~仲口博崇~守田俊介~深谷知博という美しすぎる「記念常連リレー」。前節、“アンカー”の深谷がしっかり優勝していて、ケチを付けるべき要素は少ないのだが「行き足~伸びに関しては中堅上位。一撃で突き抜けるパワーではない」と私は見ている。

 

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 で、私のイチ押しモーターはというと、乗り役に関わらず行き足~伸びがくる43号機。それを引き当てたのは安田政彦だ。ガラポンで「43」を引いた直後、本人も周囲もまったくのノーリアクション。やはり、数字が凄まじい47号機に比べて認知度は低いとみた。安田政彦もSGでは人気の盲点になりやすいはずで、私は心の中でにんまりほくそ笑んだ次第だ。

 さらに、私が「間違いなく上位レベル」と鑑定している13号機を向所浩二、66号機を芝田浩治がそれぞれ引き当てており、今節は兵庫支部のダークホースたちが大穴を連発させるかも??

 3節前に武田光史が圧倒的なパワーで優勝した46号機は、新田雄史がゲット。名前と数字で馬鹿売れしそうな桐生47号機よりも、「新田46号機のほうが舟券的な妙味は高い」とお伝えしておこう。(TEXT/畠山、PHOTOS/黒須田)

 

 

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児島の注目機

◎43号機(64%)…安田政彦

○55号機(46%)…萩原秀人

▲46号機(46%)…新田雄史

△47号機(84%)…桐生順平

△13号機(54%)…向所浩二

△66号機(53%)…芝田浩治

△60号機(58%)…山崎智也

△12号機(44%)…太田和美

 

※シルシは畠山の独断評価