BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

朝から調整に忙しい3日目のピットから

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 朝から調整に精が出る3日目。試運転OKの時間帯には試運転や係留所での回転調整で、常にエンジン音がピットに轟く。ペラ調整所にこもっている選手も多くて、だから調整所の出入りも激しい。写真は浦野海。ペラをじっと見つめながら、係留所につけてあるボートへと向かう。

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「おはようございます!」と小気味よい挨拶をこちらに投げかけながら着水に向かった栗城匠。ボートを係留所へと移すと、入念に点検してからの試運転。うーん、記念覇者の風格がやっぱり感じられますね。

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 前田紗希は12R1回乗り。時間がたっぷりあるので焦っている様子は皆無で、表情には余裕が見えるも、すでに作業は開始している。合間には報道陣の質問に答えて微笑む様子も。午後に入れば、調整のピッチがあがっていくはず。

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 モーターの装着周りを入念に点検していた角ひとみ。ピットレポーターが取材に近寄ってくると、作業の手を進めながら丁寧に受け答えていた。その様子が実に優しい。そこにやってきたのは寺島美里。「4R、頑張ってよ! ターンマークを舐めるように回るんだよ!」と激励。寺島は4R1号艇。大先輩のエールに元気よく「ありがとうございました!」と返して小走りで去る寺島。4Rは……残念! 同郷の實森美祐が勝って角さんも嬉しかっただろうけど、寺島のことを思えばちょっと複雑だったかも!?

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 今節最年長の久保田美紀も、淡々と調整を進める。長年積み重ねてきた経験をもとに、マイペースの調整といったところなのだろうが、さすがに貫禄を感じますね。若者に負けるな!

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 2Rは鎌倉涼が快勝。まさしく実力の差を見せつけるまくり一撃だった。レース後の淡々とした様子がまた、実力者のたたずまい。昨日はまさかの6着大敗、ここから猛反撃に出たいところだ。(黒須田)