昨日の宣言どおり、今日は全レースの穴舟券を買い漁った畠山です。果たして結果は……??
今日のホームラン
第1号/3R⑤④⑥ 25080円
遠藤エミが大仕事をやってのけた。幅員の広い大村水面で、アウト6コースからまくり差し一撃。5カド辻栄蔵がシャカリキ攻めた展開の利もあったが、ターン出口あたりで「もう辻より突出してる」と一目で分かるほどの舟の返り~そこからの直線足は今節のトップ級と鑑定していいだろう。
このド派手な勝利も含め、昨日から131着=8・67で予選折り返し。明日の【6R3号艇】で2着だったりすると、4日目の2走を待たずに【6・00当確】なんてことになるのだが、その可能性は十二分にあり得る。と言うか、リズムもパワーも上々のエミには準優1号艇、さらに欲張るならガチで予選トップを狙うつもりで戦ってもらいたい。もちろん、この万舟を2枚獲らせてもらった私としても、最終日最終レースまでベストを尽くしてエミ68号を追っかける準備はできている。
第2号/7R②③① 17240円
主役は②秦英悟だが、レースそのものを揺さぶったのは⑤藤山翔大だった。スタート展示はバナレ遅れで6コースだったのに、いざ本番はオラオラ動いて2コース奪取!!
「昨日の1号艇で④赤岩にイジメられたから、そのしっぺ返しか!?」
記者席ではそんな声が乱れ飛んだが、おそらく翔大は1号艇が誰であっても「ヤラズのヤリ」(スタ展は死んだふりで本番のみ特攻前付け)を狙っていたはずだ。5号艇でフツーに前付けする男だし、2コースのジカまくりは今やお家芸の領域なのだ。
ただ、意を決した2コース強奪作戦は、当然のことながら内2艇をずんずん深くした。起こしは80mあたりで、すぐには加速がつかない。牛歩のごとき2艇を、たっぷり助走をとった3コースの秦が一瞬で叩ききって、好配当決着が約束された。翔大ほど派手ではないが、秦もセンター筋から獰猛に襲い掛かる「浪速のまくり怪獣」なのである。同支部の先輩怪獣に斬り捨てられた翔大は6着惨敗。予選成績を一気に下落させたが、「翔大あるところに波乱あり」をSGでも立証する賑やかな大乱戦だった。
第3号/9R④⑥① 39460円
その2レース後、今節の最高配当を更新する大穴が飛び出した。今節の直前にクラシック召集が決まった渡邉和将の一撃カドまくり。そのスタートタイミングは、泣く子もひれ伏すコンマ00、ドタッチスタート!! この特攻を喰らっては、人気を独占していた守屋・桐生・平本の内枠トリオもなす術なし。あっという間に3人の頭を叩ききり、嬉しいSG水神祭の花道を疾駆した。
和将アタマで万舟必至だったが、その配当をさらに跳ね上げたのが2着の⑥萩原秀人だ。別名『6コースよりの使者』! などと勝手に名づけてみたが、ハギちゃんの6コースはマジでヤバイ。たとえば去年1年間の6コース成績は【34戦7勝、2連対率50%、3連対率71%】って、こんなん2コースでも難しいほどの好成績でしょ。この数字は今年に入ってちょいと下落したが、今節も勝負どころの6コースでキッチリと結果を出したわけだ。もちろん、ハギちゃんの特殊能力を知っていた私は◎椎名豊57号アタマの【⑤-⑥-全】をしこたま買ったのだが、勝った選手が1番だけズレていた。残念デス!!
第4号/11R⑥③① 40720円
その2レース後、またまた今節の最高配当を更新する大穴が飛び出したのだが、私の脳汁も全身の毛穴から飛び散った。購入舟券はこうだ。
④-③⑥-全 各2枚
③④⑥BOX 1枚
いざ実戦は④船岡洋一郎がスタート突出まくりで、ドンピシャの④-⑥-③(499倍×3枚)態勢に。そら脳汁が噴出しますがな。だがしかし、万歳三唱をかます間もなく非情なフライング判定で船岡は私の視界から消え去った。そして、欠場艇が出たというのに、3連単は400倍オーバー。全返還のモニター画面をぼんやり眺めつつ、実になんともやるせない心持ちになった私であった、チャンチャン。
あ、今日の「万太郎フェスタ」のMVPは、もちろん2連勝で172倍+407倍をぶち開けた秦英悟で文句なし!
さてさて、昨日の当欄で「明日は万太郎が4、5発ほど乱舞する」などと予言したらば、結果は4発。私は1R~12Rまで徹底的に万舟券を買い続け、的中は3Rのエミ250倍だけだった。それでも収支は【総投資額32200円⇒配当金50160円=プラス17960円】と黒字決算。明日への資金を残すことはできた。
でもって、1年半前の大村ダービーの万舟本数を再び記しておこう。
ダービー 今節
初日 1発 1発
2日目 4発 4発
3日目 5発 ?発
うむ、賢明な皆さんなら、明日の3日目にどんだけ万太郎が炸裂するか、目を瞑ってもわかることだろう(笑)。まあ、そうそう美味くはいかないとは思いつつ、せっかくなんで明日も「万舟5発」と信じ込んで独断万太郎フェスタを続投します。お暇な方は1Rからお付き合いくださいませ♪(photos/シギー中尾、text/畠山)