BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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速報③ 最終経過と準優メンバー決定!!

THE勝負駆けダイジェスト 後半戦
MVPは磯部&美祐!!

 最後のレポートは速報というより「特報」か。6R1号艇でSG水神祭を決めた實森美祐が、なんとなんと11Rも4カドから豪快無比の一撃まくりで2連勝!! 予選成績も昨日の5・00=30位から15人ゴボー抜きで暫定15位まで上昇。なんとなんとなんとなんとSG準優ボーダーも飛び越えてしまいました!!
 119期には西橋奈未、土屋南という未来のクイーン候補もいるけれど、美祐がこのふたりを出し抜いてSG初参戦&水神祭&予選突破まで突き抜けた形であります。今日は同じく連勝でシリーズリーダーまで上昇した磯部誠とともに、文句なしの勝負駆けMVPに指定しちゃいます。
 なお、女子レーサーで予選を突破したのは、美祐と平高奈菜のふたりだけ。ともに準優の外枠に配置されますが、宮島の銘柄モーター53号機&21号機が唸りを上げれば、大村クラシックの遠藤エミに続くSGファイナリストも夢じゃないとお伝えしておきます!

 さてさて、4日目の準優ボーダーは朝から【6・25⇒6・50⇒6・00⇒6・33⇒6・40】と目まぐるしく変動し、最後は6・40という高率で明暗を分かちました。6・33のハイアベレージで涙を呑んだ選手は、松井繁・濱野谷憲吾・池田浩二というスーパースターたち! 12Rの池田に至っては1周2マークでターンマークに追突して6着大敗=陥落という残酷な結末に……6・33での落選も含め、今シリーズは運が悪かったとお伝えするしかないっすね。

 一方、予選トップ争いも【毒島誠⇒山口剛⇒磯部誠】と暫定トップがどんどん入れ替わり、12Rの菊地孝平が5着だったことによって結果待ちの磯部がシリーズの頂点に君臨しました。ボーダーというトップ選手といい、これだけぐるぐる変化したSGはかなり珍しく、やはり今シリーズは「予断を許さぬ戦国時代」とお伝えしていいでしょう。流れ的には、準優も優勝戦も4000番台後半のダークホースが大活躍するかも?? そう、クラシックの勝者のように……。(photos/シギー中尾、text/畠山)

 さてさて、最後に準優18PITの面々を紹介しておきます。11Rの5・6号艇に女子レーサー、12Rの5・6号艇に篠崎ブラザースが並んだのは、もしかしたら厳島の水神様の配剤かも??
 
準優勝戦

10R
①村松修二(広島)
②前本泰和(広島)
③石野貴之(大阪)
④毒島 誠(群馬)
⑤瓜生正義(福岡)
⑥徳増秀樹(静岡)

11R
①白井英治(山口)
②大上卓人(広島)
③辻 栄蔵(広島)
④菊地孝平(静岡)
⑤實森美祐(広島)
⑥平高奈菜(香川)

12R
①磯部 誠(愛知)
②山口 剛(広島)
③平本真之(愛知)
④原田幸哉(長崎)
⑤篠崎元志(福岡)
⑥篠崎仁志(福岡)