２号機＆22号機は76期コンビ!! - BOAT RACE ビッグレース現場レポート

（抽選前のつぶやき）

　さあ、第50回を数えるＳＧオールスターで、史上初の芦屋大会の開幕であります！　芦屋モーター群は４月18日が初下ろし。つまり、産声をあげてから約１カ月＝全４節の赤ちゃんエンジンなんですな。それぞれ２、３節しか稼働していない、数字も素性も当てにならない、どのモーターを信頼していいかよく分からない。

　そう、こんなときは、もちろんあの男を呼ぶっきゃないでしょ。パソコンモニターに穴が開くほど全国全レースの足色を徹底チェックする男、三島敬一郎！　何はさておき、信頼度抜群の『三島エン魔帳』から「芦屋十傑」を紹介しておきます。

三島敬一郎の芦屋十傑
★２号機（54.2％）Ａ++　パワフルな動きの出足型。グリップ感、抜け感、抜群！
★22号機（44.0％）Ａ＋　出足系の足色に余裕があり、行き足、伸びも良い動きだ
★12号機（57.7％）Ａ＋　二の足、スリット足と、行き足系の足色がピカイチだぞ
★58号機（31.0％）Ａ＋　回転がしっかり上がっていて、出足、回り足と実戦足上位
☆20号機（46.7％）Ａ　　ゾーン広めの本体素性良機で、特に行き足、直線系が良い
☆23号機（36.0％）Ａ　　全体的に上位の足色で、特に行き足、直線系がゴキゲン
☆65号機（78.9％）Ａ　　初下ろしから出足、グリップ感と良く、直線も大丈夫そう
☆15号機（55.0％）Ａ　　伸び型機の印象も、現在の足は出足型にシフトチェンジ？
☆17号機（42.3％）Ａ　　全体的に強めの出足型で、直線系も負けないレベルだ！
☆42号機（32.0％）Ａ　　出足番長！　グリップ感も出口の押しも中堅上位で楽しみ

　まず、三島のトータル評価として、超抜レベルの「Ｓ」指定はゼロ。私もつらつら過去４節を眺めてきましたが、「こ、これはモンスターかも??」と舌なめずりするようなモーターは見当たらなかった。
　そんな中、三島が唯一「Ａ++」を授けたイチ推しパワーは２号機。５月９日に西山貴浩が４カドずっぽり差し抜けＶを飾ったアレっすね。確かに、複数の引き波を越えてターン出口からグイグイ出て行った押し足は目を瞠るものがありました。実戦足を重視する三島らしい、玄人好みのパワーとお伝えしておきます。
　あ、いや、「玄人好み」というなら第二席の22号機が上ですかね。過去に３シリーズ走って、１着は４本のみ。それでも、実にしっかりした出足回り足で大崩れなく中間着～上位着を取り続けてきた。つまり、成績だけを見るとソコソコ地味なわけで、まさに玄人好みのイブシ銀パワーか。正直、私・畠山はまったくのノーマークでありました。この三島ツートップは「２」＆「22」だからして、読者におかれては「三島推奨はニャンニャンニャン」と暗記してくださいね。な～んて言ってたら、２号機を再び“ニッシーニャン”が引いたりして??（笑）

　三島三席の12号機（これもニャン仲間だな）は、伸びフェチの私好みのストレート系。短評どおり、伸びというより行き足近辺の方がやたらと強力なんだけど、全速スタートなら常にセンターまくり一撃があるハードパンチャーだと思っています。
　で、さらなる私好みの伸び―るモーターは、23号機（三島六席）と15号機（三島八席）。見立てとしては、三島短評とほぼほぼ同じ。まず、15号機は初下ろし節の谷野錬志の伸び足に惚れ込んだのですが、直近の中岡正彦が出足系統に活を入れてやや手前にシフト。今節は乗り手の性質によってどっちに転ぶか、微妙なエンジンではあります。
　23号機は高濱芳久～上原健次郎～直近の大島隆乃介までトップ級の伸び足をキープ。前節の最終日には、131期でデビュー未勝利の隆乃介が自慢の伸び足を生かして２着・２着と大暴れしておりました。あのまんまの鬼足を、今節はどのスターレーサーが引き継ぐのか。密かに愉しみにしている次第であります。

（いざ、抽選結果！）

　さあ、今節も速報スタイルで三島十傑を引き当てた選手をお伝えしましょう。

三島十傑のパートナー
★２号機（54.2％）Ａ++＝原田幸哉
★22号機（44.0％）Ａ＋＝瓜生正義
★12号機（57.7％）Ａ＋＝倉持莉々
★58号機（31.0％）Ａ＋＝安河内健
☆20号機（46.7％）Ａ　＝篠崎元志
☆23号機（36.0％）Ａ　＝下條雄太郎
☆65号機（78.9％）Ａ　＝毒島　誠
☆15号機（55.0％）Ａ　＝上野真之介
☆17号機（42.3％）Ａ　＝辻　栄蔵
☆42号機（32.0％）Ａ　＝山崎　郡

　抜群の実戦足を誇る「ニャン号」はニッシーニャンではなく、前年度覇者の原田幸哉がＧＥＴ！　第二席の玄人好み「ニャンニャン号」は選手代表・瓜生正義の手に渡りました。つ、つまり、「ニャンニャンニャン」は76期のＷエースが独占!!