BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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THE勝負駆け 7~9R

【7R】暫定4位の明暗

 6Rまで白組の暫定4位②為本智也が2コースから鮮やかに差し抜け、貴重な10点を加算。順位こそ4位のままだったが、得点率を7.83まで跳ね上げて準優へ当確ランプを点した(9Rで2位まで浮上!!)。

 同じく紅組の暫定4位だった⑥高憧四季は、枠番コースの遠さを克服できずに5着大敗。得点率も6.33までダウンし、限りなく赤信号に近い6.33で予選を終えた。パワー的に紅組の旗手的存在と見ていただけに、非常に残念な暫定8位でもある。四季が圏外に転落したことにより、6.67で予選を終えている西岡成美がや7位⇒6位に浮上した。下位から西岡超えが可能な選手は11R⑤藤堂里香と12R①細川裕子だけで、ともにメイチ1着条件だ。

【8R】海野が逃げて暫定2位に!

 7Rまで紅組の暫定3位だった①海野ゆかりがインからキッチリ押しきり準優当確に余りある10点を獲得。8.33で暫定2位に浮上し、紅組での3位以内を確定させた。1~3位のどこに収束するかは、10R①岩崎芳美、11R⑥喜多須杏奈次第だ。
 白組の最大の焦点は「④垂水悠が3連勝で勝負駆けを決めるか!?」だったが、早起こしからスリット直前にドカッと放って攻めきれず、5着大敗で予選を終えた。それでも6.29=暫定6位と準優圏内にギリ踏みとどまり、11R②香川颯太、12R⑤山崎祥(ともに1着なら垂水超え)の結果を待つ身となった。

【9R】樹蘭に暗雲?

 1着でも5.83=絶望的な①木下雄介がスタートをバチッと決めてイン逃げ快勝。さらに②渡邉健~③若林樹蘭と鉄壁の白組ラインを築いたが、伏兵⑥西村美智子の急襲を浴びた樹蘭が4着に後退。暫定2位から為本智也・小林孝彰に抜かれて同5位まで急降下した。明日は外枠からのファイナル3着勝負になりそうだ。
 一方のレディースも暫定5位の④落合直子がスタート遅れからまったく見せ場なく6着惨敗。5.83で暫定11位まで転落し、はっきり赤信号が点灯した。
※10R以降は速報スタイルでお伝えしまーす。

 さてさて、5Rからスタートした団体戦は、昨日の勢いそのまま白・白・白と7Rまで白組が破竹の3連勝!!! 8Rは海野逃げきりで紅組が一矢報いたが、9Rで白組がキッチリ巻き返し【白組4-1】。初日からの通算ポイントでも【白組16-13】と3ポイントの大差を付けている。