こんな舟券はいかがん？
雑感。
住之江のインの強さは誰もが知っている。今節も「１日イン９勝」あたりを覚悟して当地に乗り込んだのだが、今日はぴったり９勝。それは当然として、予想以上に活躍しているのが２コースだ。昨日は６勝で今日は２勝、合わせて２勝。今日は９Ｒの笠原亮の一撃まくりが脳裏に焼きついている。
２コースの活躍はたまたま偶然かもしれないが、私の体感としては「最近の記念でインコースが負けるときは、２コース勝ちが増えた」という印象が強い。裏を返せば「３～６コースはほとんど勝てなくなった」と言うべきか。もちろん大村やからつ、住之江などインが強い水面での感想で、「今日の成績一覧」を見ると３連単の頭は①と②で占められているケースが多い。さらに、２、３着もかつてに比べて４号艇までの内寄り決着がやたらと増えている気がしている。
で、先だってのからつＧＩの結果をつらつら見ていて、こんなことを考えた。
「インが普通に強いレース場の記念で12-123-1234の８点を買い続ければ、ソコソコ儲けられるかも？」
考えただけで実行はせず、しばらく忘れていたのだが、つい先ほど思い出してこの２日間の収支をざっと計算してみた。昨日は2-3-1の175倍など８本的中で大幅プラス、今日は５本的中も配当が安くマイナス決算。２日間トータルではかなりのプラスだし、節間プラス収支も夢ではないだろう。頻繁に的中するので、当たるまで徐々に投資金額をアップされる方法もありそうだ。
「穴党を勝手に名乗ってるあんたがナニ云うてんねん!!」
と嘲笑される方もおられるだろう。私自身、しょーもない舟券戦術だと思ってもいる。実践するつもりもないのだが、「こんな舟券を買ってたら、気持ちが楽チンだろうなぁ」などとも思ってしまう。だって、これだけ１・２コースばかりに勝たれる中、日々３～６アタマを買っていると心が折れるのです。今節も上平真二が見事なカドまくりを決めた以外はすべて１、２コース勝ち。しかもその唯一のレースも外し、その他の３～６アタマ舟券は当然ながらすべて紙屑だし……あ、愚痴を言うつもりはなかった。皆さん、興味を持った方はこの「12-123-1234作戦」を試してみてはいかがん？
雑感と言うより脱線だったか。ＧＰシリーズは２日間を終えて、地元の丸岡正典がトップに立った。が、明日から白井英治などＧＰ組の５選手が合流し、混戦模様になっていくことだろう。篠崎元志の帰郷で「シリーズ敗者復活戦」に回った茅原悠紀が有利になったのかどうか、などなど通常の記念戦線とは一味違うシリーズを愉しみたい、と思う。（TEXT/畠山、PHOTOS/シギー中尾）
