BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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常滑グラチャンTOPICS 2日目

今日のイン成績

①①①⑥⑥①②①⑥⑥①①

 

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 勝つか大敗か。今日のイン選手も、昨日と同じようにかなり極端な結果になった。水面を這った4選手はすべてツケマイ気味の強烈なまくりを浴びており、1マークで完全にチギられてしまったな。それでも地元・赤岩善生の逃げ圧倒などなど、イン7勝は通常のSGモード。昨日よりもはるかにスタートが揃って、インから順番に有利な隊形が多かった。3連単の1-2-3ダァーーが3発。うち123456の“展示航走決着”が2発。明日以降もスタートが揃えば、こんな決着が主流になる。逆に「まくられればイン惨敗」という今節の流れは、明日以降も続くのだろうか。

 

今日のコース別勝利数

①7勝②0勝③3勝④0勝⑤1勝⑥1勝

 

 奇数コースが11勝! 大苦戦だった偶数コースの中で、唯一勝ったのが6コースの“あの男”だった。

 

怒りのギガ差し!!

 

 見たか、これが20号機だっ!

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 昨日、痛恨すぎるエンスト~出遅れ欠場に泣いた吉田俊彦が、全国の舟券オヤジたちを震撼させた。6コースから怒涛のまくり差しで、3連単10万を超えるギガ配当!! この9R、レースを作ったのは5コースの茅原悠紀だった。コンマ08トップSから、絞る絞る絞る~。レバー握りっぱなしで、インの服部幸男まで呑み込んだ。「最近の茅原は、どのコースからでも差しばっかりなんだよ~」(ボートボーイ誌の担当G)という噂もあったが、やるときゃやる若者なのだ。

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 獰猛に攻める茅原を、コンマ09でぴったりマークしていたのが俊彦だ。ズブァーーーーーーーーッッと音が聞こえるような力強さで、艇団のど真ん中を切り裂いた。展開の利も多分にあっただろうが、ターンの出口から一気に他の5艇を置き去りにしたパワーは、ただただ呆れるしかなかったな。うーーん、もったいにゃい><

 まあ、10万舟のインパクトが強すぎて今後は人気になるだろうが、俊彦20号機は常に軽視禁物。別にFを切ったわけじゃないので、スタートは普通に行くのだから。

 

銀河膨張

 

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 銀河の季節がやってきた。

 今節は5人のギャラクシーソルジャーが参戦しているが、全員揃ってトップ18位以内に食い込んでいる。“出世頭”は、5人の中で唯一SGのタイトルのない森高一真だ。昨日の1・2着に続き、今日の4Rでも絶好の展開から5コース差しを決めた。美味しい展開を作ったのは、「ミスターグラチャン」湯川浩司。スリット同体の3コースから伸びなりに内2艇を攻めたて、結果的に同期・森高の援護射撃となった。

「銀河2人揃えば、共倒れ」

「犬も喰わない銀河競り」

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 などと言われるが、今節はちょっと勝手が違うようだ。リズム抜群の森高は、オール2連対を守って予選2位まで上昇(1位は「2コース逃げ」&「イン逃げ」で2戦2勝の佐々木康幸)。湯川も後半の11Rをキッチリ逃げきって、準優圏内の16位に飛び込んだ。図抜けた展示タイムを出しているように、伸びは節イチ級。伸び~~る湯川がどれだけ怖いか、過去のグラチャンが如実に証明している。

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 さらに、3・3・2着と堅実に着をまとめている丸岡正典も怖い。エンジンは湯川同様、行き足~伸びが抜群。銀河きってのまくり屋・丸ちゃんにとって、文句のない相棒といえるだろう。現在はジャストボーダーの18位。明日の6号艇で自慢の伸び足を生かしきれば、4日目の1・3号艇に弾みが付くはずだ。舟券として狙うなら、明日が勝負か!?

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 ドリーム戦を勝った井口佳典はやや足踏みというムードだが、それでも9位の好ポジション。昨日のトップタイムを弾き出した田村隆信も、オール3連対を守って5位に付けている。このまま5人揃って準優で大暴れするのか? 今節の流れを見ていると、「優出5人進出」なんてことがあってもおかしくないぞ。

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★明日の銀河系

3R④田村

4R⑤湯川

8R②森高

9R③田村、⑥井口

10R④湯川

11R⑥丸岡

 明日は1号艇のない厳しめのレースが待っている。いちばん心配な「銀河競り」が起こるとしたら、あのレースだけ、ですか(笑)

 

 最後に、24レースを見ての私なりの節イチ候補は

 

 湯川浩司VS太田和美

 

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 この一騎打ちだと思っている。もっとも湯川は行き足~伸びに特化され、太田は例によって高いレベルでのバランス型。タイプが違いすぎて比較しようもないので、それぞれの特性が生きる枠番で狙い撃つつもりだ。太田は1~3コース、湯川は3~6コースで、湯川の場合は外の選手のアタマ突き抜けも警戒したい。(photos/シギー中尾、text/畠山)