THE勝負駆け・前半／平本トップ条件は【11Ｒ２着】に！
４日目の夕刻はバタバタ多忙がちなので、前後半に分けつつ速報形式で勝負駆け状況＆トピックをお伝えします。準優想定ボーダーは6・00。
＜１Ｒ＞
今日２走で２・３着が必要な③松田大志郎が、内２艇の競りに乗じてズッポリの３コース差し抜け。ラストバトルは【７Ｒ６号艇で４着＝6・17】という条件まで漕ぎつけた。昨日のリング交換などでワースト級から中堅レベルまで底上げできた感があり、現状の足ならアウトからでも展開一本で下克上の予選突破はありえる。
同じく２走で２・３着条件が必要な⑥田口節子が、６コースから差し伸びて２着をGET。【10Ｒ３号艇で３着＝6・00】という十分にクリア可能な条件を残した。相棒の31号機は初日からトップ級の伸び足を誇っており、そのラストバトルは「④江口晃生、⑥峰竜太を入れて５カドあたりからスリット一撃」という大技も想定しておきたい。もちろん３着条件だけに、抵抗しながらのスロー４コース近辺もありえるだろう。
連勝条件というタイトな条件だった④西山貴浩（４着）と⑤田中和也（３着）は、後半を待たずに終戦が濃厚となった。
＜２Ｒ＞
前半戦で是が非でも１着が欲しい①大上卓人、②遠藤エミ、⑤篠崎仁志を尻目に、大敗続きの④萩原秀人がこれまたズッポリの差しきり１着。連勝条件の遠藤（５着）と仁志（４着）に引導を渡した。インから２着に粘った大上22号機は後半に臨みをつなぎ、必要ノルマは【12Ｒ３号艇で２着＝6・17】。強敵揃いだが22号機の底力を生かしきっての突破もありえるし、この２Ｒの取りこぼしが響いての次点脱落などという事態も想定できる。
＜３Ｒ＞
【２着＝6・17】の一発勝負だった⑥深川真二19号機が、オラオラ２コースに潜り込んで十八番の小回り差し。ノルマぴったりの２着濃厚に見えたものだが、凄まじい出口からの押し足で逃げる久田敏之を一気に捕えきった。なんちゅう出足～行き足！ ノルマを軽々と超えて6・50まで浮上した深川は、予選完走での当確第１号レーサーとなった。
インから２着に残した久田は、後半戦に持ち越し。【11Ｒ３号艇で４着＝6・00】という緩めの条件だが、F2の身の上で④平本真之（予選トップ勝負駆け）の攻撃を受け止めきれるか、が鍵になりそうだ。
４カドから３着入線した④瓜生正義は首皮一枚で後半戦へ。【12Ｒ５号艇で１着＝6・00】というウルトラタイトな障壁を蹴破ることができるか？ また、昨日は超サプライズな連勝でファンのド肝を抜いた②馬場貴也はターン回りに精彩を欠いて５着大敗。ノルマの４着を維持できずに5・67での苦しい結果待ちの身の上となった。
＜４Ｒ＞
２走で２・２着が欲しい④丸野一樹が４カドから豪快な絞めまくり。後半戦のノルマを【11Ｒ２号艇で３着＝6・17】として準優に大きく近づいた。ただ、この11Ｒはトップ勝負駆けの平本も含めて今日イチ過酷なサバイバル番組になりそうだ。
丸野にぴったり連動して２着を獲りきった⑤秦英悟は暫定４位まで浮上。後半８Ｒ３号艇は「無事故完走で当確」の身の上となった。もちろん準優１号艇が狙えるポジションだ。
混戦の３着争いから抜け出した②前本泰和は6・33＝暫定14位で予選フィニッシュ。このまま準優５号艇なら思いきった前付けもありそうだ。
＜５Ｒ＞
昨日まで暫定トップの③平本が、⑤江口を入れての４カドからコンマ03の突出まくり!! このスタートはトップを狙う本気モードに突入した証だろう。この大きな大きな10点増しで、暫定２位・峰竜太との差を４点まで拡張。この時点で【11Ｒ４号艇で２着以内ならトップ当選】という絶対的有利な立場を築いた。
＜６Ｒ＞
スリット横一線の美しい隊形から、メイチ１着勝負の③深谷知博が内２艇の大競りを横目に一撃の差し抜け。節間6・20で準優当確……と思いきや、なんとなんと暫定18位!?（いつの間にか準優ボーダーが高騰していました。今後も上がる可能性大かも？） 当確ランプは点せないものの、有力な準優候補とお伝えしておこう。
以上、駆け足で前半ダイジェスト＋後半勝負駆け条件をお伝えしました。後半戦に関してはトピックやエピソードに応じて速報形式でお伝えします！（photos/チャーリー池上、text/畠山）
