今回のヤングダービーは水神祭資格者が10人。例年に比べると少ない印象ですね。そのうち、初日に２人が達成！ ２Ｒの溝口海義也、９Ｒの末永和也です。ヤングダービーの水神祭は、終盤の時間帯にまとめて行なわれるのが恒例。というわけで、今日は９Ｒ終了後に２人まとめて執り行なわれました。
まずは溝口。福岡勢の担ぎ上げられて、エイヤッと放り投げられています。わっ、これはウルトラマンスタイルより怖いというワッショイスタイル。溝口は水面で受け身をとるような格好で水中に沈んでいったのでありました。
すぐさま末永の水神祭も敢行。こちらは横田貴満が中心となって、やはり福岡勢も同じ九州地区ということで参加しています。溝口が水中で末永が投げ込まれるのを待って、最後はふたりが平泳ぎのランデブー状態で岸に辿り着いています。
ふたりとも、初戦でのＧⅠ初１着。お見事！ というわけで、言うまでもなくＧⅠ水神祭は通過点ですから、今日をひとつの記念日として、ますます奮闘してくださいね。
さてさて、ヤングダービーの水神祭といえば……。
この男、野中一平！ 用意してきた馬の覆面をかぶって登場であります。ま、前がまるで見にくいということで、飛び込むときは脱いでしまってるんですけどね。
………………！ かぶりものがもう一人!? だ、だ、誰だ、お前は！
完全に大仏になり切ってるじゃないか。やがて姿を消したと思ったら……。
そんなところにいたのか！ いったい何をしてるんでしょうか。彼はこのマスクをかぶったまま、溝口と末永の水神祭に参加。飛び込むときもこの格好で、まるで大仏がおぼれているような図になっていたのでありました。ほんと、お前はいったい誰なんだーーーーっ！
って、入りの記事をご覧になった方や、オープニングセレモニーをご覧になった方ならもうおわかりでしょう。まあ、水神祭の間、最後までマスクをとらなかったので実は確認もとれてないのですが、この男しかおりませんわな。見物していた選手たちもその名前を口にしていたし。
中亮太！ さあ、ヤングダービーに新たな水神祭スターが誕生！ イッペイ、負けちゃうのかい、負けないのかい、どっちなんだいっ!? というわけで、今後の水神祭の動向が注目されるわけであります。って、主役は誰なんだって話なんですが（笑）。（ＰＨＯＴＯ／中尾茂幸 黒須田 ＴＥＸＴ／黒須田）
