BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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大一番!

 グランプリ! というわけで、前検日の今日はグランプリ組、シリーズ組が入り乱れての大村入り。全体の一番乗りは前本泰和、守屋美穂の中国勢でしたが、グランプリ組では遠藤エミと丸野一樹、滋賀勢が一番乗りとなりました。ついに女子選手がグランプリに! ここ大村で、女子初のSG制覇という偉業を成し遂げた遠藤が、同じ舞台の大一番に参戦です。といっても、雰囲気はいつもと変わらなかったですね。明日、レースを迎えてどうなるか。

 今年はグランプリ初出場の選手が6名というフレッシュな顔ぶれ。そのうちの一人、上條暢嵩は他の大阪勢とは別便で、早々に大村入りしました。大村クラシック準Vで賞金ランク上位につけて、粘り込んでのGP出場。まずはトライアル1st突破を目指します。

 2nd組の一番乗りは原田幸哉。大村でグランプリ開催と決まったときから、絶対に出場しなければならないと心に決めて戦ってきた、約1年半であります。すべての思いを叩きつけるグランプリとなりそうですね。

 チャレンジカップ不出場ながら、賞金ランク6位で出場の菊地孝平。メモリアル、ダービーで最大の悔恨を味わっただけに、グランプリですべての憂さを晴らしたいところ。

 堂々の賞金ランク1位! 馬場貴也です。これが4回目の出場となりますが、2ndからの出場は初めて。それも、初戦1号艇であります。発祥地で魅せろ、スーパーウィリーターン!

 グランプリでも大トリのレース場入りは白井英治! 選手の入りを待ち構えている我々からすれば、白井が来たら全員揃った合図(笑)。メモリアルで痛恨を味わい、来年も半分のSGを棒に振ることになってしまったわけですが、グランプリは関係なし! あの雪辱を晴らすためにも、気合の入ったレースを見せてくれることでしょう。

 グランプリシリーズでSG初出場! 今年は最多勝も視野に入っている新開航です。118期では板橋侑我、栗城匠、宮之原輝紀につづくSG出場。まずは水神祭を見せてくださいね。

 島村隆幸もSG初出場。109期勢では丸野一樹がGP出場など、すでにSGで活躍している同期がいます。追いつけ追い越せ。なんなら、SG優勝109期一番乗りだ!

 ヤングダービー優勝の近江翔吾もSG初出場です。新開にしろ、島村にしろ、近江にしろ、グランプリの戦いを目の当たりにすることで、大きな刺激を受けるはず。このSG参戦を飛躍のきっかけにしたいですね。(黒須田)