マスターズチャンピオンの正式名称は名人戦。そう書くと、まさに往年のスターたちによる匠決戦というイメージが強いのだが、その舞台に今年、ついに登番4000番台が登場！ あの超ハイレベル期85期＝銀河系軍団も、なんと“名人戦”に参戦なのである。井口佳典があらわれたときには、ちょっとクラクラしました……。
王者とともにやってきたのは山本隆幸。本栖時代は85期の牽引役を井口とともに担っていたそうですね。彼もマスターズ世代なんだなあ……。
そして本日、大トリのレース場入りとなった田村隆信。スーパールーキーと呼ばれた男が“名人戦”ですよ！ いやはや、俺も年取るわけだ……。今節は久々に銀河系軍団の新兵姿が見られそうであります。
83期勢のマスターズ参戦も感慨深い。私、本栖の卒業記念の取材を83期、85期、87期としておりまして、つまり初めて卒業記念を目撃したのが83期。彼らもマスターズ世代になってるんだもんなあ。坂口周、齊藤仁、後藤政宗、須藤博倫が参戦です。ヒロリンは、13時50分頃にピットに向かったところ、すでに入った後でした。
坪井康晴もマスターズチャンピオン初参戦。82期生たちもベテランの域に入ったということですね。ちなみに、登番１番違いの菊地孝平は来年からの参戦です。
これだけ“若返った”マスターズチャンピオン、ドリーム戦１号艇の今垣光太郎は登番で上から６番目。この舞台でも“ベテラン”になっているんですね、光ちゃんが。まだまだ若々しいだけに、実に不思議であります。
渋いぜ、ノブさん！ 地元参戦となった今村暢孝は、過去１年で３コースより外の進入がゼロ！ オール１、２コース！ 進入で魅せてくれる選手が多いのがマスターズの醍醐味であり、だから4000番台が増えてきてもまだまだノブさんには出場を続けてもらわなければ困ります。
登番最上位は西島義則！ 還暦超えても強い！ 若い！ 今節もがんがん前付けに動いて、水面を盛り上げてくれるでしょう。
最後に、ラブラブ立間充宏＆寺田千恵ご夫妻です！ 田中信一郎に「イチャイチャしてんな」とイジられてました（笑）。今年も夫婦参戦、素晴らしい！（ＰＨＯＴＯ／中尾茂幸 ＴＥＸＴ／黒須田）
