BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

注目29号機は中澤!

(抽選前のつぶやき)

 若松モーターは去年の11月14日が初下ろし。年をまたいで5カ月ほど稼働した中で、どうやらトップ級の銘柄パワーが固定しつつあるようだ。まずは今節も、あの男を呼んでみよう。全国津々浦々のモーター気配を日々舐め回すようにチェックする“目利きのK”こと三島敬一郎。信頼度抜群の『三島エン魔帳』に記されたトップ10モーターは、この面々だぁっ!

★三島敬一郎の若松十傑
29号機(41.5%)S   節イチ級に仕上がる印象で抜群! 特に行き足に余裕
42号機(33.7%)A++ 初下ろしから二の足、スリット足と抜群なスリット番長
5号機(34.1%)A++ 本体のパワーで、どちらに寄せても動く万能型で楽しみ
61号機(48.1%)A++ 悪いところが見当たらない。伸び、直線系とゴキゲン
47号機(38.6%)A+ 二の足、スリット足と強めなバランス型。乗りやすそう
45号機(38.5%)A+ ギヤケース交換で強めのバランス型にチェンジ。要注目
52号機(29.6%)A+ 伸び型ではあるが、レース足にも反映していて上位級だ
30号機(43.0%)A+ 本体の良さは折り紙つきで、出足、行き足と実戦向き!
50号機(41.9%)A+ ほんのり伸びる足色があり、直線系統は割増の印象だ!
40号機(48.4%)A+ 新ペラでクセが抜けて、行き足関係は上位に近い動きだ

 ふむふむ、「S」評価はひとつだけど、残りの9基はすべて「A+」以上。フツーは「A」が半分くらい混じるからして、「若松モーター相場はソコソコ上下差が激しく、抜群レベルのエンジンがやたらと多い」と意訳できるかも?

 でもって、ここ若松には主(ヌシ)と呼ぶべきベテランの鬼記者が棲息しているのだが、モーター台帳のトップ5はこんな面々だった。
【S=29号機、A+=5・47・40・42号機】
 なんとなんと、唯一の「S」は29号機でぴったり一致。その後も順番の前後こそあれ、すべて三島十傑と重複している。これはもう、「鬼&目利きの推しモーターに逆らうな、逆らったら大怪我するぞーー」と意訳するっきゃないですかね。とにもかくにも、超抜29号機を誰が引き当てるのか、が前検での最大の焦点とお伝えしていいだろう。

 ちなみに、伸びフェチの私・畠山の推しは【42号機と40号機】。42号機は1月の周年で羽野直也キュンがいつになく伸びていたアレ。その後もスリット足は文句なしのトップ級で、34%とは思えないほど伸びて行きますぞ。その分、出足系統はちょっと甘いけれど……。
 でもって40号機は、3月末に小野生奈が久々の戦線復帰で大暴れしたアレ。とにかく行き足~伸びがモンスター級で、「生奈ちゃん、長期休養中に高田ひかるに弟子入りしたのか??」なんて妄想するほどの猛烈パワーだったな。ま、地元の鬼記者さんに言わせると「ちょっと特殊な(ペラの)形なんで、今節もまんま伸びるとは思いませんが……それに、気温が一気に上がって今やガンガン伸びるモーターはなさそう」とのこと。なるほど、過信は禁物だけれど、それでも私は40&42のスリット足に夢を馳せたいと思っております!

※写真はイメージで本文との関係はほとんどありません。ランダムに選んだもので、なにかしらの他意もありませんw

(いざ、抽選結果!)

 はい、今節も速報スタイルで抽選結果をお伝えしましょう。三島十傑を引き当てたラッキーマスターは、この10人だぁ!

★三島十傑のパートナー
29号機(41.5%)S =中澤和志
42号機(33.7%)A++=平尾崇典
5号機(34.1%)A++=天野晶夫
61号機(48.1%)A++=山本隆幸
47号機(38.6%)A+=今村暢孝
45号機(38.5%)A+=中岡正彦
52号機(29.6%)A+=魚谷智之
30号機(43.0%)A+=今垣光太郎
50号機(41.9%)A+=大澤普司
40号機(48.4%)A+=井口佳典

 鬼と目利きがトップ指名した29号機は、雪国ソルジャー中澤和志!! この超抜パワーを生かしきって頂点に立てば、約4年ぶりのGIタイトルとなりますな。でもって、伸びフェチの私が期待している42号機は平尾、40号機は井口。どっちもスリットから覗けば遮二無二攻めるタイプだけに、実に楽しみなWマッチングとお伝えしておきます!(photos/シギー中尾、text/畠山)