BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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準決勝メンバー決定!!

MVPは石丸&稲田

 まずは最終報告です。桐生の減点で混沌をきたした予選トップ争いは、5号艇×2号艇で2打席連続ホームランをかっ飛ばした愛媛代表・石丸海渡が抜け出しました。さすがの甲子園レギュラー出場者!


 僅差の2位は群馬代表の関浩哉。6号艇で1着条件の11Rは、バック5番手あたりからミラクル猛追。凄まじい回り足で先行艇をゴボー抜きしたものの惜しくも届かず、予選2位で予選を終えました。それでも、相棒13号機の機動力は文句なしの節イチレベル。石丸がわずかでも失投すれば、完璧に打ち返す鬼パワーとお伝えしておきます。

 そしてそして、予選3位は222222着と渋いヒットを量産した愛知代表の池田浩二。準決勝もソツのない集中打で7発目の2着を記録するのか。いやいや、1号艇だからして、やっと待望の1着=決勝戦の上位打線になりそうですな(笑)

 一方の準決勝ボーダー争いは、大方の予想どおりの6.00で収束。こっちサイドのMVPをひとり挙げるなら、もちろん満場一致で稲田浩二! やや頼りない相棒5号機に活を入れ、地元ファンの声援をを背中に受けて、最後の最後にピンピン連勝で大逆転の準決勝進出。「逆転の報徳学園」を彷彿させるサヨナラ逆転の連打でありました。
 あ、それからそれから6号艇からチルト3度で勝負に臨んだ吉田慎二郎選手には、とっておきの敢闘賞を授けま~~す!

 ってなわけで、イン選手が飛びまくった勝負駆けデーが終わり、尼崎・甲子園の準決勝18PITが決定しました。

準決勝

第一試合=10R
①池田浩二(愛知)
②茅原悠紀(岡山)
③片岡雅裕(高知)
④馬場貴也(京都)
⑤小林 泰(山梨)
⑥前田将太(福岡)

第二試合=11R
①関 浩哉(群馬)
②池永 太(宮崎)
③佐藤 翼(埼玉)
④桐生順平(福島)
⑤岡崎恭裕(福岡)
⑥中澤和志(岩手)

第三試合=12R
①石丸海渡(愛媛)
②椎名 豊(群馬)
③中島孝平(福井)
④稲田浩二(兵庫)
⑤中村晃朋(香川)
⑥金子拓矢(栃木)

(photos/チャーリー池上、text/畠山)