BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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10R~12Rの勝負駆け情報

 6R桐生順平の不良航法で俄然混沌ムードとなった予選トップ争い。続く7Rは、今節の「ミスター2着」池田浩二が6コースからまたしても的確すぎる捌きで初日ドリーム戦から6連続で2着GET!!!!!! この珍記録で明日の準決勝1号艇を確定させました。後続の石丸~関の着順次第では予選トップという可能性も残して……石丸と関の勝負駆けに関しては、以下の【見どころ】でお伝えします。でもってオール2着の池田がトップになる条件は【11R②石丸×12R⑥関がともに3着以下】であります!

10R
①中澤和志  5着
②石丸海渡  当確、2着準決勝①確定
③池永 太  完走当確
④下條雄太郎 ―
⑤飯山 泰  1着
⑥深川真二  1着

【見どころ】さあ、予選トップ争いはここからが本番。暫定2位の石丸が池田の8.33を上回るには2着が絶対十分条件。1着条件・深川を入れての3カドまでありえるかも?? 引かなくてもパンチ力満点の3コースになるはずで、自力で準決勝1号艇×暫定1位を引き込んで11Rの関を待ちたいところ。前半で3カドまくりを決めている池永、アウトでもF2下條の外から攻めるピン勝負・飯山も侮れない。

11R
①片岡雅裕 3着
②前田将太 3着
③井口佳典 ―
④田村隆信 ―
⑤長田頼宗 3着
⑥関 浩哉 当確、2着準決勝①確定

【見どころ】関と石丸は前半終了時点でまったく同じ着位数(上がりタイム差で関が上)。つまり、関が予選トップを確定するには、最低でも10Rの石丸と同じ着順が必要だ。石丸1着なら1着返しで時計勝負、2着なら2着返しでおそらくトップ当選。ただし3着以下なら池田の8.33を下回るため、トップの目はなくなる。このあたりの押し引きは、10Rが終わった後に速報スタイルでお伝えしたい。

12R
①桐生順平 3着
②田口節子 1着
③稲田浩二 2着
④小林 泰 4着
⑤中村晃朋 完走当確
⑥丸野一樹 1着

【見どころ】有力なシリーズリーダー候補だった桐生が6R不良航法でまさかの準決勝ボーダー3着勝負駆け! 別の意味で気合が入る一戦となったが、他の面々も超タイトな勝負駆けが鈴なり。シリーズの流れ的にも、波乱があって不思議じゃないムードは漂っている。パワーアップの節子、地元ファンの声援が背中を押す稲田などなど、一筋縄ではいかない熾烈なバトルとお伝えしておこう。