最後の速報です。入海か上條か、予選トップ争いの雌雄を決する11Ｒは、２着条件の入海馨が２コースから慌てず騒がず必要条件の２着を取りきり自力のトップ当選！ インが圧倒的に強い下関水面で、７Ｒの４カドまくりが大きくモノを言いましたね。
予選２位は入海とまったく同じ着位数ながら上りタイムで劣った上條暢嵩。３位は初日ドリーム戦の３着から手堅くオール３連対でまとめた新開航。この両者が入海とともに準優１号艇をGETしています。
予選18位を巡る争いは、11Ｒが終わってもボーダー5.83＝大山千広のまま変わらず。最終レース松山将吾の圏外からの勝負駆けが残っているため、最後の１議席は「千広か松山か」のニコイチ決着となります。その条件は
【12Ｒ４号艇の松山が２着以内なら松山、３着以下なら千広】
だと思われます。この結果は、準優メンバー報告に替えさせていただきます。
最後に、独断の勝負駆けＭＶＰは、この男！
5028原田才一郎（福岡・122期）
今日はインから逃げただけ、ではありますが、Ｆ２のハンデをモノともしない【コンマ04!!】のトップスタートは天晴れの一語。外の５艇もすべてゼロ台だったから、少しでも怯んだら一気に叩き潰されたことでしょう。
今日のみならず、昨日の１Ｒは２コースから３カド中村泰平の猛攻を完全ブロック。そのままジカまくりで勝ちきった敢闘精神が、勝負駆け成功の大きな起爆剤になりましたね。もちろん明日の準優もＦ２のハンデは付きまとうけれど、重い罰則が付加されるスタートの恐怖感、緊張感は他の選手も大差なし。集中力を研ぎ澄ませ、気合バンバンの踏み込みを見せてくれることでしょう。
