BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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レディース勝負駆け・前半とQCの行方

 さて、レディース組は第4Rにして大きなトピックが。前日まで予選トップの②守屋美穂がスタート突出~豪快なジカまくりで圧勝。女子組の残り3戦を残してシリーズリーダーの座を確定させました。その強さ、恐るべし!

 一方、ファイナルを目指す6位ボーダー争いはまだまだ混戦模様。昨日まで6位の日高逸子は1Rで大きな不利があって6着~5Rもなす術なく大敗して脱落。昨日まで8位の浜田亜理沙も1R5着で大きく後退。そんな中、1R4号艇の西橋奈未が超ラッキーなバック抜け出し1着で暫定5位に浮上。後半8Rへ大きな弾みをつける10点加算となった。

 第5Rは①遠藤エミが貫禄の逃げきりで再び西橋を抜いて5位奪還。昨日まで4位の三浦永理も2着を取りきって暫定4位のまま予選フィニッシュ。遠藤とともに当確ランプを点した。5R終了後の得点ランキングは
①守屋美穂 トップ確定
②藤原菜希 当確/12R6号艇
③長嶋万記 当確/8R3号艇
④三浦永理 当確
⑤遠藤エミ 当確
⑥西橋奈未 7.00 8R5号艇
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⑦平山智加 5.83 9R5号艇

 で、最後の1席を西橋vs平山で争う形に。得点的には地元の西橋が圧倒的有利で、8R5号艇で【4着以内】ならその場で確定。5着以下でも9R5号艇の平山が着を落とせばファイナル入りとなる。まずは自力で決め切りたいところだ。

 で、上記の予選成績を踏まえると、年末のクイーンズクライマックスを巡る争いもかなりスッキリと骨格が見えてきた。

★女子賞金ランキング(4日目終了時)

1遠藤エミ  4793 トップ当確
2守屋美穂    4258 QC当確
3長嶋万記    3874 QC当確
4渡邉優美▼  3698 QC当確
5平山智加    3477 QC当確
6川野芽唯    3380 QC当確
7田口節子    3372 QC当確
8三浦永理    3350 QC当確
9浜田亜理沙  3268 QC当確
10高田ひかる▼3217 QC当確
11寺田千恵  2982 QC当確
12大瀧明日香  2842 QC微妙
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13中谷朋子    2810 選抜1着で?
14細川裕子    2794 選抜1着で?
15海野ゆかり  2738 ×
16宇野弥生    2691 ×
18堀之内紀代子2636 ×
20日高逸子    2539 ×
21藤原菜希    2480 優勝
22清埜翔子    2428 ×
23西橋奈未    2332 優勝しても…
24岩崎芳美    2267 ×

註/単位は万円。1万未満は切り捨て。13位以下はチャレカ参戦メンバーのみ記載。▼はチャレカ欠場。

 今日の1Rで11位の寺田にもQC当確ランプ点灯。残る1席を【12位・大瀧が守りきるか、中谷・細川・藤原の誰かしらが追い抜くか】という12位の争奪戦になりそうだ。追い上げる側としては、まずは藤原が優勝すれば文句なしの逆転当選だし、準Vまでなら落選確定。それ以外は、明日の特別選抜戦が影響し、たとえば「中谷や細川が選抜に乗って1着(71万円)×大瀧が一般戦回り」などで逆転の可能性が発生する。このあたりは今日の後半の成績・賞金が大きく関与するので、結果を踏まえて明日の昼にお伝えしよう。(photos/シギ―中尾、text/畠山)