鳴門レディースvsルーキーズの前検作業が終わりました。今日の鳴門水面はホーム追い風7、8mの強風でしたが、施行者さんの取り計らいで絶好ポジションの来賓席でじっくりと足合わせ~スタート特訓をチェックすることができました! バカによく見えた順にどーぞ。
細川裕子=20号機
スタート特訓の前半(登録番号の古い24選手による1~4班、3班まですべてレディース)を終えた段階で書いているのだが、文句なしのピカイチ! とにかく2本目のスロー3コースからスリット足が猛烈で、「これが実戦なら100%ハコまくり!」と確信できる行き足で【◎】。3本目も5コースから軽快に伸びて【〇】。20号機は三島八席=「全体的な足色に余裕」との短評だが、余裕以上のパンチ力まで感じさせた。選手の力量込みで有力なV候補だ。
小林孝彰=16号機
一方、特訓の後半(登番の新しい24選手、ほぼルーキーズ)でピカピカに光ったのがこ人機。細川20号機に似た感じで、2本目にスロー3コースからシューっと覗いて【◎】~3本目に6コースからスーーッと伸びて【〇】。おそらくいちばん強烈なのが3コースからの行き足と見た。③細川はガチで人気を背負うが、コッチはまだまだダークホースだけに3号艇が楽しみだ。
赤井 睦=36号機
今日の「良く見えたもんはしょーがないで賞」はコレで決まり! 足合わせで粟田祥を軽くやっつけ、特訓ではスロー3コース、4カドともにスリットから気持ちよ~く出て行った。慌てて36号機をチェックしたらば、今節登場の垂水悠クンが正月開催でFを切りつつ、その後は6コースから3着2本と健闘しているモーター。人機ともに穴っぽいムードがぷんぷん漂うのだが、どうか。
今井美亜=55号機
三島九席の55号機は足合わせで当欄採用を決定した。選手班長・西岡育美の外から回り足&出口の押し足で圧倒! その後の伸び比べは一緒な見え方だったが、インパクトの強いターン回りだった。特訓では【△】が2個付いただけだが、三島評「実戦足中心にいい足」ならレース本番で冴えわたるはず。
飛田江己=37号機
三島の第十席は2連対率エースなのだが、さすがの風格? 足合わせで小坂風太をターン出口で突き放し、第7班の特訓でも3本ともに【〇】のフルマーク。コース不問で余裕たっぷりの足色を魅せていた。で、この班は飛田37号機・三島四席の若林樹蘭72号機・足合わせで不気味なムード漂う垂水25号機の3選手が、コース不問で他の3選手を圧倒。これほど3対3でパワー差を感じさせる特訓は珍しく、つまりは「若林&垂水も要注意」とお伝えしておく。
井上遥妃=59号機
三島イチ推し石渡翔一郎と同じ最終8班で、1本目は5コースから内隣の石渡よりスリット後の伸び足が強力な見え方。2本目はアウト6コースからずんずん伸びて、即座に【◎】とメモ。3本目の5コースは同期の石渡が6コースから早起こしで出し抜いたが、それほどハルヒ59号の伸び足を強く意識したのではなかろうか。今節もダッシュ専科であろうハルヒのアウト一発を警戒しておきたい。
他では木村紗友希、西村美智子、高憧四季のスリット近辺の行き足もゴキゲンでしたね。前検タイムです。
前検時計TOP10
①若林樹蘭 6.78
②今井美亜 6.81
垂水 悠
④飛田江己 6.82
⑤堀之内紀代子 6.83
濱野斗馬
⑦井上遥妃 6.84
⑧宇野弥生 6.85
西村美智子
大豆生田蒼
おっと、けっこうな断トツ時計は三島四席の樹蘭72号機! そこまで伸びてましたか。先に書いたけど、この班で目立った垂水・飛田も2・4位と上位を独占しており、やっぱこの3選手ってメチャクチャ怖い存在かも??
前検ワースト5
①山崎 祥 6.99
②相馬 翔 6.98
③落合直子 6.96
松尾夏海
喜多須安奈
宮脇遼太
今日はホーム追い風が7、8m前後と強く、ちょっとした流れでドカタイムが出そうな水面でしたが、足合わせでキラリ光った3位タイの喜多須安奈以外はサッパリ目立たなかった気が……Wショウ君はじめ、ちょっと気になる数字ではありますね。(photos/チャーリー池上、text/畠山)