BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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戸田クラシック『前検を斬る!』

 戸田クラシックの前検作業が終わりました。今日の戸田水面はやや風向きは不安定も、1~2m程度の穏やかなコンデション。観測ポイントも絶景で、間違えようのない足色チェックだったと強気にお伝えしておきます。さて、バカによく見えた順番にどーぞ!

SSランク(節イチ候補)

★新開 航=8号機

 いやぁぁぁ、本心としては、いの一番に郡42号機を書きたかったんだけど、三島敬一郎の一席にして戸田のエース8号機、やっぱ半端ないっす! 前回の西田靖の通称“変態ペラ”をどこまで叩き替えたのか、今日の見え方は足合わせも特訓も「やや出足が重めで、加速がついてからの伸び足がケタチ!」。同期の板橋18号機も宮之原40号機も三島十傑なのに、ことスリット前後のパンチ力は別物でした。ここはスリット足が重要な戸田だけに、初っ端からSではなくSSランクを授けます。

★山崎 郡=42号機

 新開8がSSなら、コッチもSS。それくらい遜色のないスリット足ではありました。一本目のイン戦はともかく、二本目の3カド&三本目のスロー3コースからの行き足~伸びは強力の一語。前節・中嶋達也の超抜足をしっかり再現する特訓でしたね。ただ、次の班の新開8の方がパワー相場が高めだったし、なんちゅうか、怪物的なオーラで郡42を凌いでいたように見えてしまった。だとしても、現時点で「戸田のスリットパンチは新開8vs郡42の完全ツートップ!」と断言しておきます。

Aランク(上位候補)

★吉川元浩=36号機

 SSコンビからちょいと水が開いて、この三島・第九席がゴキゲンな見え方。松井繁はじめ大ベテランの第2班の中で、出足もスリット足も間違いなくトップ級。いつもは特訓で良く見える松井が寂しげに見えたのだから、今節のゲンコー36はかなり怖い存在っすね。選手としても最近アゲ感がぷんぷんしているだけに、V候補の一角とお伝えしておきましょう。

★柳生泰二=55号機

 今節の「バカに良く見えたもんはしょーがないで賞」。スローでもダッシュでも特訓のスリット足が軽快で、3本ともに【▲】という微妙なマーキング。そりゃ8や42ほどの迫力はなかったけど、いい感じで伸びてましたよ。後で地元の記者さんの閻魔帳を見たら、前節の林美憲「スリット足は良かったよ」。うむ、選手的に人気の盲点になりやすそうだし、こっそり舟券に絡めてみようかな。

★白井英治=24号機

 このモーターも下馬評が低く、「バカ良く賞」候補のひとつ。三島十傑の同県・寺田祥と合わせてスリット近辺の行き足~伸びが強めに見えたし、特訓でも寺ショーをちょい煽る見え方。白井は手前の足をとても大切にするタイプだから叩き替えるかも知れないけれど、そのままだったら「まくり屋シャーク」が見られるかも? 明日の直前気配に注目しましょ。

★大上卓人=64号機

 これは三島十傑の第七席。足合わせでのターン回り~出口の押し足がやたらと軽快で、上記の5基とは筋違いの出足特化タイプか。特訓のスリット足はちょぼちょぼだったから、戸田らしい1、2マークの連続混戦でど真ん中を突くような捌きに期待したいっすね。

★土屋智則=15号機

 三島十傑の圏外だけど、茅原・宮地・遠藤などの第6班の中で全体的に目立ってました。特に起こし~出足~スリットまでのスムーズな加速感がゴキゲンで、やや深めのスロー4コースからでも力強く出て行くパワーを感じました。6班が低調機揃いだった可能性もありますが、外枠で前付けもある選手だけに「油断禁物」とお伝えしておきます。

 他では磯部誠の出足~行き足、濱野谷憲吾、浜田亜理沙、定松勇樹の行き足も強めに見えました。逆にちょい苦しそうだったのは菊地・中島のW孝平、池田浩二、茅原悠紀あたり。って、みんな強豪ばっかですな~。前検タイムです。

前検時計TOP10
①長嶋万記   6.58
②新開 航   6.60
③山崎 郡   6.62
 定松勇樹
⑤吉川元浩   6.63
 柳生泰二
⑦前田将太   6.65
 上條暢嵩
 藤原啓史朗
⑩三嶌誠司  6.66

 えーーーっ、マキがトップ時計??? 第5班の中では柳生泰二のほうがかなり強めで、万記はまったくのノーマークでありました。これを除けば、私的にはかなり順当な数字だったと思っています。脳内では勝手に【①新開、②山崎】と置き換えちゃってまーす(笑)。

前検ワースト5
①中澤和志  6.81
②濱野谷憲吾 6.79
 池田浩二
 椎名 豊
 板橋侑我

 地元の和志さん、確かに特訓では目立ってなかった気が……それから、まくり大怪獣シーナも同班の郡42にボコボコにされてた感があり、早急の手術が必要かも?(photos/シギ―中尾、text/畠山)