BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

若者たちがやってきた

 

 

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 あらわれる選手がすべて20代。若い! 実際は、小坂尚哉が今月30歳の誕生日を迎えているが、全員が若者であるのは間違いない。SGで見かける顔もあるけれども、やはり選手入りの雰囲気もSGとはまるで違いますね。

 一番乗りは地元の岩瀬裕亮。愛知勢は5人参戦しているが、いちばん登番が若いのが岩瀬。一番乗りは納得であります。ヤンダビ皆勤賞の岩瀬、今年こそは結果を出したいところ。

 

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 あ、そうそう。今月30歳になった選手はもう一人いた。渡邉俊介だ。秋元哲が私傷病による欠場となって、つい一昨日に急遽繰り上がり出場が決定。今年が最後のヤングダービーだっただけに、出場できてよかったですね。出場した以上は繰り上がりとか関係ない。地元で大暴れしてもらいたいところです。

 

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 今年は女子選手が8人。今井美亜は初出場ですね。今井は今年1月のバトルトーナメントを優勝、SGクラスを相手に大暴れした。同世代の男子相手にどんな攻撃を繰り出していくのか、本当に楽しみであります。

 

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 渡邉優美も初出場。同支部の小野生奈、竹井奈美と常滑市内のホテルに前泊し、ホテルから徒歩でレース場入り。見かけたファンはびっくりしたかも。

 

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 今節、SGウイナーの出場は2人。まずは2010年オールスター覇者の岡崎恭裕。岡崎はまだGⅠ制覇がないわけで、ここは大チャンス! その年以来のグランプリ出場もほぼ確実になっている現在、ベスト6を目指す意味でも今節は大きな意味のある一戦です。

 

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 もう一人は昨年クラシック覇者の桐生順平。言わずと知れた初代ヤングダービー覇者であります。あ、SGウイナーは2人ともメガネ男子ですな。メガネ着用でレース場入りしたのも、この2人だけでありました。ほかに、ケンドー・カシンのマスクをつけてやってきた山口達也というのもいましたが、すいません、撮り逃しました! 中尾カメラマンが押さえているので、今節中どこかで披露します。

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 桐生順平と岡崎恭裕は選考1位2位で、ドリーム戦1号艇2号艇。西山貴浩と篠崎仁志は選考6位5位で、ドリーム戦6号艇5号艇……ではなかった! ドリーム5号艇にはウエスタンヤング覇者の松崎祐太郎、6号艇にはイースタンヤング覇者の平田健之佑で、二人は揃ってドリーム漏れであります。これまでの両ヤング覇者は、イースタンが桐生と西村拓也、ウエスタンが仁志の2連覇で、桐生と仁志は選考順位でも6位以内、ニシタクは実はそうではなかったけどドリームにいて不思議ない選手(今年は4号艇で登場)ということで、その規定があることを西山も仁志も知らなかったそう。だから、ドリームに出るものとばかり思っていたらしく、メンバーが発表された瞬間、二人そろってひっくり返ったとか。西山は常滑にトークショーに来て「ドリーム前付けします!」と高らかに宣言していたそうです(笑)。まあ、ドリームに出る選手から優勝者が出ると決まっているわけではない。点増しなんかなくとも、大暴れしてください!(黒須田)