（抽選前のつぶやき）
初下ろしから約７カ月ほど稼働している若松モーター界には、２連率58％を誇るスーパーエース＝16号機が存在する。もちろん今節も人気になるだろうが、私の近況の評価は「上位のど真ん中」あたりか。むしろ40％ちょいの36号機や49号機の方が噴いている気がするのだが、どうか。私なりの推奨モーターを記しておこう。
若松の注目機
◎36号機（44％・Ｓ↓）
▲50号機（46％・Ａ伸）
穴29号機（29％・Ｂ伸）
△13号機（44％・Ｂ↑）
△15号機（45％・Ａ出）
△16号機（58％・Ｓ）
△43号機（43％・Ｂ↓）
△49号機（39％・Ａ伸）
（印はＢＢ誌での鑑定。○印の52号機は不参加。機力評価は『スポーツ報知』井上記者）
それから、信頼できる情報筋によれば「５月あたりから中間整備が入ったモーターのいくつかはパワーアップしている」とのことで、こちらも列挙しておこう。もっとも数字の低い27号機は、『スポーツ報知』井上記者が「Ａ↑」と絶賛しておりハナから要注意。どうにも不気味なのは40号機で、なんとなんと昨日!!の段階でギヤケースを交換。その心は……謎でしかないが、ギヤケース交換ならではの一撃パワーアップを警戒しておきたい。
主な中間整備（５月以降）
★27号機（26％）…5/13シャフト・ギヤケース
★34号機（39％）…5/19キャブレタ・ギヤケース・キャリアボデー
★37号機（38％）…6/14キャブレタ・ギヤケース
★40号機（32％）…5/19ピストン②・シャフト、7/9!!ギヤケース
★55号機（37％）…6/22シャフト
（いざ、抽選会場へ！）
選手間の一番人気は、やはり断トツ58％の16号機だった。これを引き当てたのは……田村隆信！ 抽選順を忘れていたのか、田村の番になっても姿カタチが見当たらず。
「田村選手、田村選手！」
スタッフに呼ばれると、「はいはーい」と廊下から駆けつけた。さらに、ボート抽選のガラポンを回しはじめて「違う違う、モーターから！」とお叱りを。なんともせわしない流れでぞんざいにガラポンを回しはじめた田村だったが、玉が飛び出した瞬間に選手班長・平田忠則の表情が変わった。にんまり笑って「じゅうろくっ！」。
瞬間、オオオッという歓声とともに、カメラマンのフラッシュ攻勢だ。当事者の田村はニヤリとした程度で、すぐにまた部屋を後にした。うむ、さすがのトリックスター。モーター抽選でも“変則攻撃”が功を奏したと見た！（笑）
一方、選手間での２番人気＝50号機（超抜の伸び型）はなかなか出てこない。多くの選手が「ごじゅう」という言葉をブツブツ言いながらガラポンを回していたが、スカばかり。
この大魚を射止めたのは、ラスト５番目くらいに淡々と取っ手を回した海野ゆかりだった。読み手の平田はこの瞬間もニンマリ。「出た……ごじゅう番!!」という声は、田村16号機のそれより大きかったかも知れない。軽量の女子レーサー×節イチ級に伸びーる50号機＝??? もちろん、海野にはスリットから伸びなりにゴリゴリ攻めてもらいたい。注目機＆中間整備機の抽選結果を記しておこう。
若松の注目機
◎36号機（44％・Ｓ↓）＝魚谷智之
▲50号機（46％・Ａ伸）＝海野ゆかり
穴29号機（29％・Ｂ伸）＝須藤博倫
△13号機（44％・Ｂ↑）＝丸岡正典
△15号機（45％・Ａ出）＝西山貴浩
△16号機（58％・Ｓ）＝田村隆信
△43号機（43％・Ｂ↓）＝新田雄史
△49号機（39％・Ａ伸）＝羽野直也
主な中間整備（５月以降）
★27号機（26％・Ａ↑）＝吉田拡郎
★34号機（39％・Ａ出）＝森高一真
★37号機（38％・Ｄ）＝原田幸哉
★40号機（32％・Ｃ）＝馬場貴也
★55号機（37％・Ｃ↑）＝遠藤エミ
