BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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モーター&枠番抽選/12R1号艇は井口!!

(抽選前のつぶやき)

 今シリーズの児島モーター群は、なんとなんと産声をあげたばかりのデビュー節!! つまり、エースモーターどころか右も左もわからん未知のパワー相場なわけで、この欄で言及すべきことはほとんどゼロと言うしかない。お約束の三島敬一郎『エン魔帳』も今節ばかりはお休み。モーター抽選結果もまったく意味がないので、今日は『前検を斬る』に全集中の呼吸で臨むつもりだ。で、当欄ではモーター抽選に代わって、初日のトーナメント(明日の5R~12R)の枠番抽選を報告させていただく。
 あ、それから参考までに、新モーターの試走タイム(正確には「モーター性能検査」)のトップ10、並びに児島のボート群(去年の3月から稼働中)のトップ5を紹介しておこう。

モーター性能検査TOP10(20年12月11日)
①47号機 6.72
②53号機 6.73
③65号機 6.74
④36号機 6.76
⑤13号機 6.77
⑥41号機 6.78
 51号機
⑧43号機 6.80
 44号機
 56号機
 58号機

児島の“ボート”TOP5
①15番(43%)4優出1V
②29番(42%)4優出2V
③31番(41%)7優出1V
④30番(41%)3優出1V
⑤18番(40%)3優出1V

(いざ、枠番&ボート抽選!)

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 児島の競技棟で行われた枠番抽選の結果は、以下のとおり。

トーナメント1回戦

5R
①渡邉優美(福岡)
②山本隆幸(兵庫)
③守屋美穂(岡山)
④山口 剛(広島)
⑤村松修二(広島)
⑥佐々木完太(山口)

6R
①一柳和孝(埼玉)
②吉田拡郎(岡山)
③川原正明(福井)
④寺田千恵(岡山)
⑤菊地孝平(静岡)
⑥末永祐輝(山口)

7R
①松江秀徳(佐賀)
②赤岩善生(愛知)
③田村隆信(徳島)
④中村魁生(大阪)
⑤山田康二(佐賀)
⑥富樫麗加(東京)

8R
①吉田裕平(愛知)
②廣中智紗衣(東京)
③中田元泰(香川)
④瓜生正義(福岡)
⑤堀之内紀代子(岡山)
⑥赤羽克也(埼玉)

9R
①坪井康晴(静岡)
②葛原大陽(徳島)
③吉川喜継(滋賀)
④平尾崇典(岡山)
⑤櫻本あゆみ(東京)
⑥馬袋義則(兵庫)

10R
①片岡雅裕(香川)
②桐本康臣(三重)
③正木聖賢(広島)
④片橋幸貴(滋賀)
⑤柳沢 一(愛知)
⑥守田俊介(滋賀)

11R
①西山貴浩(福岡)
②小坂宗司(大阪)
③向所浩二(兵庫)
④今垣光太郎(福井)
⑤大峯 豊(山口)
⑥前田 滉(愛知)

12R
①井口佳典(三重)
②春園功太(三重)
③渡邉和将(岡山)
④今井美亜(福井)
⑤百武 翔(佐賀)
⑥森高一真(香川)

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 各班の選考順位トップで1号艇を引き当てたのは、西山貴浩と井口佳典のふたり。コロナ対策でマスク着用&私語自粛の会場ではあったが、西山が白玉を引いた瞬間だけあちこちから「おおっ!」という歓声が漏れた。GPトライアルでも1号艇GET~ファイナル進出したニッシーニャが、このお祭りでもヒーローへと昇り詰めるのか!?
 さて、参考までに新モーターの試走タイムTOP10を引き当てた選手も紹介しておこう。

モーター性能検査TOP10(20年12月11日)
①47号機=葛原大陽
②53号機=川原正明
③65号機=お休み
④36号機=村松修二
⑤13号機=一柳和孝
⑥41号機=坪井康晴
 51号機=佐々木完太
⑧43号機=吉田裕平
 44号機=渡邉優美
 56号機=平尾崇典
 58号機=正木聖賢

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 一番時計の47号機をGETしたのは葛原大陽。もちろん、この時計をまんま鵜呑みにするのは危険だが、正月早々縁起のいい相棒を得たことは間違いないところ。これで前検タイムもトップ級なら、「スリット足に要注意!」と考えてもいいだろう。
 そしてそして、児島の銘柄ボート5隻を引き当てたは、こちらの選手たち。

児島の“ボート”TOP5
①15番(43%)4優出1V=堀之内紀代子
②29番(42%)4優出2V=山口 剛
③31番(41%)7優出1V=瓜生正義
④30番(41%)3優出1V=片岡雅裕
⑤18番(40%)3優出1V=守田俊介

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 正直、私自身はボート履歴を舟券の予想ファクターに組み入れることはほぼないのだが、「モーター差がないときはボートの優劣が重要」と言いきる関係者もおられるので、今節は実験的にこれらの選手のレースっぷりに注目してみたいと思う。いちばん気になるボートは、展示タイムの平均順位がトップ(2・8、節イチで伸び~るかも??)の29番艇。これを引き当てた山口剛がどんだけ伸びるか、密かな愉しみとしておこう。(photos/チャーリー池上、text/畠山)