THE勝負駆け速報
12Rは紅白ともに熾烈なガチバトル!!
風雲急を告げる!?
有力なV候補だった宮之原輝紀が6Rのエンスト(選手責任)で脱落。一方、レディース組も昨日まで予選トップの三浦永理と同2位・田口節子が4Rでよもやの大競り! それぞれ5・6着の大敗を喫し、予選トップ争いは一気に混戦ムードとなった。
10Rが終わった時点で勝負駆けの外殻が鮮明になったので、できる限り分かりやすくまとめておこう。
【レディース組の予選トップ争い】
10Rで1着ならトップが確定したはずの三浦が3着、長嶋万記が5着に敗れたため、暫定トップはすでに予選を走り終えている田口節子にスイッチ。この段階で、トップ争いは「田口vs12R2号艇の寺田千恵」の岡山コンビに絞られた。勝負駆け条件は極めてシンプルで【12Rの寺田が1着なら寺田、2着以下なら田口】。逆にテラッチが大敗したりすると、予選落ちの可能性もある(後述)。
【レディース組の準優ボーダー争い】
手元の計算で、10R終了時点の得点ランキングはこんな感じだ。
1田口節子 7・28 準優当確
2三浦永理 7・14 準優当確
3寺田千恵 7・00 12R2号艇4着で当確
4長嶋万記 6・86 準優当確
5岩崎芳美 6・86 準優当確
6小芦るり華 6・42 12Rの結果待ち
7實森美祐 6・33 12Rの結果待ち
8海野ゆかり 6・14 赤信号
9大山千広 12R1号艇1着で当確
前述したとおり、12Rのテラッチは1着ならトップ当選、5着以下なら落選の可能性ありという状況。同じ12R1号艇の大山千広は逃げきってしまえば小芦るり華を超えて逆転の準優入りとなる。
【ルーキー組のトップ争い】
暫定1位の上田龍星と同2位・吉川貴仁が圧倒的に有利な立場なのだが、両者は12Rで直接対決を残しており、上位着で先着した方がトップ。逆に上田6着&吉川5着などの大敗を喫すると宗行治哉が大逆転のトップに立つのだが、その可能性は極めて低そうだ。
【ルーキー組の準優ボーダー争い】
こちらは11Rで1着条件だった畑田汰一が2着に敗れ、準優当確の6人が出揃った(12Rの上田・吉川が無事故完走だった場合)。11R終了時点の得点ランキングは
1上田龍星 7・83
2吉川貴仁 7・66
3宗行治哉 7・00
4片岡大地 7・00
5井上忠政 6・71
6鈴谷一平 6・57
この6選手。あとは12Rの結果次第でこの順位が入れ替わる可能性があり、紅白両チームともに12Rは「予断を許さぬ勝負駆けガチバトル」とお伝えしておこう。(text/畠山)