BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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12人がやってくる前の朝のピットから

 トップ12がいよいよピット入りする朝、シリーズ組はというと、特に何事もなく通常の動きを見せていた。10時30分にクライマックス組が入るゲートが開くということで、1R展示開始の頃はまだシリーズ組のみのピットである。昨年の住之江大会はもっと早く選手が入っていたので、2日目にシリーズ組だけが動いているピット、というのは実はなかなかレアだったりするのである。
 整備室では山下友貴が本体整備。昼前になると12人がモーターを受領して一斉に作業に取り掛かるはずなので、かなりざわつく整備室周りになる。落ち着いて整備できるのは今のうちかも!?

 どうやら朝から整備をしていた模様なのが土屋南。どこまでの整備かはわからなかったが、ちょうどピットに入ったときに、整備室のほうからボートを装着場に運んでいたのだ。こちらに気づくと、丁寧に頭を下げて挨拶をくれました。以前、YouTubeのライブ配信に出演させていただいたとき、「いつもお世話になってます」とコメントを入れてくれたこともある(たしか関東地区選で、旦那さんの佐藤翼が出ていたと記憶)。礼儀正しい人なのです。

 案外プロペラ室は閑散としており、松本晶恵がど真ん中あたりで叩いていた。昨日は大きな着を獲ってしまっただけに、今日は巻き返しの一日となる。

 おそらく、最もピット内を駆け足で走っているのは樋口由加里。おそらくと書いたが、移動の時は8割方走っているので、間違いなくダッシュ距離は最長のはず。今節に限らず、ピットの樋口といえば、走っている姿ばかりが印象に残る。というわけで、今日も走ってました! 12人がピットにあらわれても、樋口が走っている姿はきっと目立っている。(黒須田)