(抽選前のつぶやき)
さあ、新設プレミアムGIの開幕です! 浜名湖モーター群は去年の4月16日が初下ろし。つまりはたっぷり10カ月も使い込んだ大ベテラン軍団なわけですが、今日現在「どれが絶対エース?」と聞かれると言葉に窮します。伸びフェチの私は3、4カ月前までスリットから伸びーーる37号機を絶賛していたのですが、なぜか冬場になって大幅ダウンの印象だし……正直、畠山の推しモーターはまるで見当たらない現状なのであります。
うーーーん、困った。こんな時はどうしよう。そーだ、あの男を呼ぼう!! ってなわけで、今月も召喚しちゃいましょう。浜松駅前『八百徳』の絶品うなぎ茶漬けを食べるときでも、全国24場のリプレイ画面とニラメッコしてしまう三島敬一郎を。名店『山吹』のうなぎ白焼きと同レベルの信頼度を誇る『三島エン魔帳』から、浜名湖の推奨10基を漏れなくお届けしましょう。
三島敬一郎の浜名湖十傑
59号機(43.2%)S 全体的な足色が強め、特に行き足や中間速が力強く注目
2号機(40.8%)A++ 出足、行き足と上位級の動き、実戦足中心に強めの印象
5号機(42.2%)A++ 出足系統が強めだったが藤山翔大仕様に。ペラ調整次第
23号機(41.1%)A++ 回転がしっかり出ていそうで、女子レーサー向きの良機
33号機(42.0%)A+ 出足、実戦足中心に良い動き。出口の抜け具合も上々
29号機(33.9%)A+ 直線系統の、行き足の延長から伸びにかけては良い状態
66号機(43.2%)A+ 新ペラ交換で癖が抜けた印象で、特徴こそないが高水準
32号機(41.8%)A 出足、回り足と実戦系は良い印象で、新ペラ調整次第だ
49号機(37.3%)A 出足、行き足とバランス良く仕上がっていて余裕がある
4号機(31.3%)A 中間整備で復活中。全体的に余裕の印象で出足関係良好
おお、エース選びが超難解と思われるモーター相場にあって、三島が敢然と【S】を授けたのは59号機! 元より銘柄級の1機ではあったけど、さらに今年に入ってからの勢いが半端ないっすね。B1級の渡邉俊介が強力なスリット足で優出(6着)~木村仁紀が力強いレース足であれよあれよの予選トップV。伸びフェチの私も浜名湖伸びーーる2番手にランクインしているのですが、三島がSを打ち込んだ以上は「超抜パワー間違いなし」とお伝えしていいでしょう。
で、次からは【A++】が3基。あ、今月アタマに茅原悠紀が1111211121①ってな無双状態で頂点に立ったアレ。そりゃ選手の力量も異次元だったけど、相棒2号機もターン出口からしっかり茅原の背中を押してました。直近の松井賢治も力感のある出足系統で、誰が乗っても着をまとめられるイメージっすね。
三島の第三席は去年の暮れに「艇界のハーデス」藤山翔大が伸び足に活を入れた5号機。あれから3節使って自慢の伸び足は落ち着いてきたけど、それでもスリット近辺からの加速感は魅力的。三島短評どおり、ペラ調整次第では不気味なリーサルウェポンとお伝えしていいでしょう。
もひとつ、A++を授けたのは23号機。つい4日前に濱野谷憲吾が優勝したアレ! 強風で準優が中止になり、予選トップの憲吾がまんまファイナル1号艇~圧逃Vってな流れだったけど、確かにゾーンが広そうな実戦足でした。憲吾は蒲郡からの2節連続Vでもあり、当たってるペラが魅力でもありますね。
それからそれから、実に穴っぽいのが31%の4号機。浜名湖といえば「中間整備で気配一変」で有名なんですが、もしかしたら今節の突然変異モーターがこの4号機なのかも?? 舟券的にも妙味がありそうで、誰が引き当てるのか、密かな楽しみにしておきましょ!
(いざ、抽選結果!)
はい、手元にモーター抽選結果が届きました。三島十傑をゲットしたのは、この10選手であります。
三島十傑のパートナー
◎59号機(43.2%)S =山本梨菜
★2号機(40.8%)A++=三浦永理
★5号機(42.2%)A++=中谷朋子
★23号機(41.1%)A++=長嶋万記
☆33号機(42.0%)A+=海野ゆかり
☆29号機(33.9%)A+=廣中智紗衣
☆66号機(43.2%)A+=松尾夏海
☆32号機(41.8%)A =川野芽唯
☆49号機(37.3%)A =水野望美
☆4号機(31.3%)A =鎌倉 涼
三島が胸を張ってSを授けた59号機はダークホース的存在の山本梨菜がGETしました! 舟券的にも妙味たっぷりのカップリングじゃないでしょうかね~ムフフ。
続いてA++の高評価を与えた2号機は三浦永理、5号機は中谷朋子、23号機は長嶋万記という実力派の手に渡っています。特にバリバリ地元の三浦&長嶋は現時点で有力なV候補とお伝えしちゃいます。
そしてそして、中間整備で大化けした可能性のある4号機は、これまた実力者の鎌倉涼が引き当てましたね。この秘密兵器的なモーターがどんだけ暴れるか、鎌倉舟券とともに見守るとしましょう。(photos/シギ―中尾、text/畠山)