徳山GI新鋭王座の前検が終わりました。
新ペラ制度になってから、極端な伸び型や怪物級の出足などが影を潜め、診断者泣かせの傾向が続いています。今日も、似たり寄ったりの足合わせが多かったなあ。
そんなわけで、今節は差のないランキング形式はやめて、レーススポットごとの要注意人物をピックアップしておきたい。
SPOT①進入
★水摩敦…初日⑥号艇
★船岡洋一郎…③①
★下出卓矢…①
この3人は、スタート練習で80m起こしの深インに挑戦。進入からやる気満々と見ました。まぁ、水摩はドリーム6号艇が決まっているから、「こんな戦法もありかな」と試した可能性があります。
むしろ、明日の枠番が決まっていない段階で、迷わず深インに潜り込んだ船岡(写真左)と下出が怖いですな。明日はどっちも内枠になりましたが、2日目以降も、常に注意が必要ですぞ。
SPOT②スリット
★乙藤智史…①
★川下晃司…②
★磯部 誠…⑥③
★黄金井力良…⑤
スタート練習、スリット近辺で気持ちよ~く出て行ったのがこの4人。特に乙藤の行き足~伸びが強力に見えました。ただ、明日は1号艇なのが残念。枠番的に、磯辺と黄金井(写真右)のふたりが穴の妙味ですかね。
SPOT③…ターン回り
★黒井達也…③⑤
★磯部 誠…⑥③
★和田兼輔…③⑤
★小山 勉…⑥
回り足~ターン出口の加速力が強く見えたのが、この4人。磯辺(写真右)はスリットとのW選出ということで、節イチ候補のひとりといえるでしょう(素性はひどいけど……)。明日はみんなセンター~外枠。捌きで生きるパワーだけに、ヒモでの中穴狙いが面白そう。
前検タイムが出ました。
前検時計TOP10
①高山智至 6・66
②深谷知博 6・67
菅 章哉
④鶴本崇文 6・68
乙藤智史
中田竜太
⑦上野真之介 6・70
⑧三宅健太 6・71
前田将太
金子賢志
うーーん、ちょっと私のイメージと違うのですが、そうですか。
前検ワースト5
①宮地元輝 7・90
青木玄太
③藤田靖弘 7・83
末長由楽
尾嶋一広
宮地・青木のふたりだけが突出して千切られてますが、これほど悪い足ではないと思います。
(photos/シギー中尾、text/H)