救われない自慢話
'11R 進入順
①前本泰和(広島)04
②山口 剛(広島)08
③桐生順平(埼玉)04
⑤江口晃生(東京)09
④徳増秀樹(静岡)19
⑥茅原悠紀(岡山)10'
桐生の全速アタックを受け止めて、前本がしっかりと逃げきった。勝因はいろいろあるだろうが、やはりスタートがでかかった。昨日まで平均コンマ20、一度も早いスタートがなかったところが、今日はバチッとコンマ04! こうなれば、節イチのパワーがモノを言う。くるりと回って桐生以下を一気に突き放し、SG初優出にして初優勝を確定させた。おめでとう、前本!
うーーん、ここまで書いたところで、自慢したくてウズウズしてきた。自慢させてください。2連率21%、地元記者さんの前評価も『D』だった前本34号機を、前検の足合わせとスタート練習で「節イチはこれだ」と確信した。スタンドから記者席に戻り、黒須田に開口一番「優勝は前本!」と言い切るほど妙な自信があった。もちろん、勝因は機力だけではないけれど、前本の優勝は今後のパワー診断への自信にもつながると思う。
あ、さらに自慢するなら、ダービーでは瓜生正義、チャレンジカップでは森高一真、賞金女王シリーズでは山下友貴を節イチ候補の筆頭格に挙げているので、4節連続「節イチ的中」ということになる。え、それでどうして舟券は毎節ボロ負けなのか?? 今節、一度も前本で大勝ちしていないのか?? それは……私が皆さんに聞きたいですっ!!(涙)
(photos/シギー中尾、text/畠山)