（抽選前のつぶやき）
さあ、艇界１年の集大成とも言うべきグランプリの開幕だぁっ！ 住之江モーター群は３月19日の初下ろしから９カ月近くも稼働中。今節も信頼度抜群の三島敬一郎『エン魔帳』で総体的な住之江パワー相場を把握しておこう。
三島敬一郎の推奨10基
37号機（43.2％）Ｓ 二の足、スリット足と抜群で、レース足も強めでグッド！
38号機（39.8％）A+ 温水パイプの影響も少なく出足、レース足と上位級の動き！
78号機（43.8％）A+ 本体にパワーがあり操縦性も良さそうな出足、実戦型！
52号機（39.2％）A+ 出足、回り足の力感は上位級。転覆で伸びが止まる印象
79号機（44.8％）A+ ゾーンが広そうな実績機。どっちに寄せても力感は抜群
58号機（40.6％）A+ 出足やターンの掛かり良く、握って回ればグッと押す印象
76号機（36.7％）A+ シリーズ戦の主役になりそうな出足、実戦足型
29号機（37.5％）Ａ 温水パイプ装着の影響も少ない印象。出足型だ！
14号機（37.6％）Ａ 全体的に動き良い足色。特に出足、実戦足が良好
73号機（37.1％）Ａ 直近で転覆あるが、全体的に上位の足色で要注意
この評価は今節の３階級（ＴＲ2nd、ＴＲ1st、シリーズ）に関わらず、三島が惚れ込んだ順に列挙している。で、あえて階級別に振り分けると、こんな感じになる。
★★★ＴＲ2nd組＝２連対率１～６位
37号機（Ｓ）、78号機（A+）、79号機（A+）
★★ＴＲ1st組＝２連対率７～18位
38号機（A+）、52号機（A+）、58号機（A+）
★ＧＰシリーズ組＝２連対率19位以下
76号機（A+）、29号機（Ａ）、14号機（Ａ）、73号機（Ａ）
いい塩梅に３基・３基・４基と分類され、このモーターを引き当てた選手たちがそれぞれの階級でリーダーになる可能性が高いと思っていいだろう。特に“最上階”の2nd組は６人６基だからして、三島推奨機を引く確率はジャスト50％。果たして、今日の抽選が天国と地獄の境目になってしまうのだろうか。
三島イチ推しにして唯一のＳランク・37号機は、数字だけで言うと第６位＝2nd組のワースト機。ただ、11月以降の平田健之佑～長畑友輔～吉田健太郎はどれもトップ級の行き足～スリット足を誇っていて、三島の短評どおり同組ではもっとも怖い存在の一機とお伝えしておきたい。
ちなみに、私のイチ推しはシリーズ組に回った29号機。初下ろしから血眼でチェックしている三島は出足に惚れてＡランクを授けたが、ごくごく直近の勢いだけを重視している私は突然変異的なストレート足にぞっこんベタ惚れ♪ 勝手な思い込みとしては「たとえＴＲ2ndにシフトされても、スリット同体からまくりきれるかも??」などとほくそ笑んでいる。つまり、低調機揃いのシリーズ組では無敵の伸び足を魅せてくれると確信しているわけで、明日の初陣から楽しみでならない。できれば、軽量の遠藤エミちゃんあたりに引いてもらいたいなぁ。
（いざ、抽選結果）
さてさて、コロナ云々の前置きを省いて、今節の“モーター当選者”を階級別に紹介してしまおう！
三島推奨機のパートナー
★★★ＴＲ2nd組＝２連対率１～６位
37号機（Ｓ）＝原田幸哉
78号機（A+）＝白井英治
79号機（A+）＝桐生順平
★★ＴＲ1st組＝２連対率７～18位
38号機（A+）＝丸野一樹
52号機（A+）＝毒島 誠
58号機（A+）＝瓜生正義
★ＧＰシリーズ組＝２連対率19位以下
76号機（A+）＝丸岡正典
29号機（Ａ）＝上野真之介
14号機（Ａ）＝西村拓也
73号機（Ａ）＝徳増秀樹
三島のオンリーＳ・37号機をＧＥＴしたのは、原田幸哉!! 今年１年のマスターズFEVERに乗ってこのまま天辺まで駆け上がるのか??
でもって、私のこっそりイチ推し・伸び～～る（はずの）29号機は、上野真之介の手に。最近は４カドまくり急増中だけに、４号艇で狙ってみようかなん♪（photos/シギー中尾、text/畠山）
