(抽選前のつぶやき)
嵐=台風4号の前の静けさなのか。午後4時現在の下関水面はホーム追い風3m前後という穏やかな環境。ただ、時に吹き流しを真横に跳ね上げるほどの突風が吹いたりで、やはり台風の影響は大なり小なりこの下関にも及んでいるようです。スタート練習がはじまる午後7時あたりは、もっと不安定な水面になっているかも??
さて、下関モーター群は3月13日から稼働しはじめた若年層チーム。人間でいうなら「青春真っ只中」ってな多感な時期ではありますが(笑)、この3カ月半の間にそれなりの優劣が発生しているようです。もちろん、今節も信頼度抜群の三島敬一郎『エン魔帳』から、下関の特選十傑をお伝えしちゃいます!
三島敬一郎の下関十傑
68号機(50.9%)S 初下ろしから直線系の足色に余裕があり、全体的に一番!
33号機(43.1%)A+ 他艇よりも覗く感じの行き足系! 1マーク先取り仕様!
45号機(41.4%)A+ 全体的な足色が上位の優等生! 特に出足、実戦足と抜群
47号機(37.0%)A+ 温水パイプ外してから初下ろし時に良かった直線系がマシマシ
69号機(35.4%)A+ 新ペラ&パイプが外れて以降、出足、実戦足の力感アップ!
49号機(48.9%)A 事故多いが、しっかり整備調整された実戦足で上位級!
41号機(58.9%)A ゾーン狭そうだが、しっかりした二の足・スリット足だ
36号機(33.8%)A ギアケース交換でさらに上積み! 行き足関係は上位級だぞ
54号機(33.3%)A 随所にみせる実戦足のパワー感。調整次第でさらに上積み
53号機(43.4%)A 初動のグリップ感は本格的! レースしやすそうな出足型
はい、三島が「S」に指名したモーターは1基のみ。68号機は初下ろしから6節、ほぼほぼ強いA級レーサーの手に渡っておりますが(唯一のB級は重成一人w)、誰が乗っても上位~節イチ級の気配を漂わせてきましたね。ストレート主体のバランス型で、短評「余裕あり」がぴったりの銘柄パワーだと思います。ちなみに、この68号機の直近のパートナーは鳥取代表の村岡賢人! 村岡68号は最終日にピンピン連勝で締めくくっており、再びタッグを組めば無双モード突入とお伝えしておきます。約2%の確率を引き当てろ~~!
第二傑の33号機は、2節前の新開航のスリット近辺の加速感がゴキゲン。第三傑の45号機も2節前の和田兼輔(優出3着)がトップ級で、私好みの足ではないけれど出足・回り足が唸りをあげておりました。三島TOP3、錚々たる名士たちで異論の余地はないっすね。
でもって、伸びフェチの私が初下ろしから目を惹いたのは、三島四傑の47号機。まあ、デビュー節がストレートをしっかり育てる坪井康晴だったので「らしい伸び足だなあ」ってな印象だったのですが、金言「坪井の育てたモーターから目を離すな!」よろしく、その後の水摩敦もトップ級のストレートを披露。スリットから伸びなり自力で攻めてはブロックされて2、3着というレースがやたらと多かったけれど、見ていて楽しい47号機ではありました。正直、ベタ惚れするほど伸びーーるイメージではありませんが、誰が引き当てるのか大いに注目するつもりです。
(いざ、抽選結果!)
はい、今節もあーだこーだで抽選結果を速報スタイルでお伝えします。シリーズの優位に立てるであろう『三島十傑』を引き当てたラッキー球児は、この面々だぁぁぁっ!!
三島十傑のパートナー
68号機(50.9%)S=佐藤 翼
33号機(43.1%)A+=西村拓也
45号機(41.4%)A+=大池佑来
47号機(37.0%)A+=片岡雅裕
69号機(35.4%)A+=岩崎芳美
49号機(48.9%)A=平高奈菜
41号機(58.9%)A=上野真之介
36号機(33.8%)A=茅原悠紀
54号機(33.3%)A=瓜生正義
53号機(43.4%)A=深谷知博
三島の第一席68号機を射止めたのは、村岡賢人ではなく埼玉代表の佐藤翼!! センター筋から遮二無二まくるタイプだけに、楽しみなマッチングであります。
そして、私がこっそり伸び足に期待している47号機の相棒は、高知代表の片岡雅裕でありました。『艇界のマー君』×伸び――る47号のバッテリーに不満があるわけもなし。時速160キロを超える剛速球パワーに注目だぁ!(photos/チャーリー池上、text/畠山)