BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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THEピット――初日の整備

 昨日のピット記事で、桑原悠の61号機のみ、ナンバープレートが赤地になっていた、と書いたが、大変失礼しました! 朝、ピットに入ったらさっそく見つけてしまった。61号機以外の赤地モーター! 深谷知博の66号機だ。どうやら勝率上位5基のモーターが赤地(というか、ピンク地)となっており、桑原、深谷、重成一人(37号機)、柳沢一(53号機)、大池佑来(48号機)が該当している。というわけで、昨日の記事についてはここで訂正させていただきます!

 で、さらに見つけてしまったのだ。青地! しかも文字は黄色! なんだなんだと調べたら、整備士さんの推しモーターなんだとか。この75号機は寺田祥、あと辻栄蔵の71号機、石野貴之の43号機が該当モーターです。今節はいろいろと工夫がありますね! ということで、こちらもぜひぜひご参考までに。

 プレートの色はともかくとして、やっぱり大事なのはパワーのほうであるのは言うまでもない。朝、整備室を覗いたら、守屋美穂が本体整備をしていた。守屋の本体整備はあまり記憶になく、調べたらなんと昨年末のグランプリシリーズでピストンリングを交換して以降、少なくとも部品交換はない。この整備が交換を伴うものだったかは直前情報を確認していただきたいが、ペラ室で姿を見ることが多い守屋が整備室にいた、ということがすでにレアなシーン。これがどんな結果をもたらすかには注目だ。

 女子では、遠藤エミも本体整備をした模様。模様、というのは、以前にも書いたことがあるが、福岡の整備室には整備状況を示す大きな電動ボードが掲げられており、本体等を調整した痕跡を確認できるのだ。遠藤の22号機の欄にはピストン、シリンダーブロックの交換と表示されていた。1R発売中にはすでに整備を終えていたので、その様子自体は見られてはいないが、8Rには部品交換で登場する可能性が高い(試運転次第で元に戻す可能性もあるので、やっぱり直前情報のご確認を)。

 ドリーム1号艇の馬場貴也も本体を割っていた。交換をあらわす表示はなかったので、点検だけの可能性も高いが、もともと評価が高かったはずの63号機に馬場なりのカツを入れてきたか。馬場はその後はリードバルブなど、外回りの調整も行なっており、12Rに向けて着々と準備を整えている様子だ。

 1R、3着の赤岩善生はレース後、ボートごと整備室に運び入れて、整備を始めている。その少し前、たまたま赤岩と顔を合わせて少し話したのだが、赤岩曰く「2連対率じゃなくて勝率なんだよね」とポツリ。同じレースで2着の谷村一哉の36号機は2連対率34%、赤岩の16号機は33%とほとんど差がないのだが、36号機の勝率は5・70で、16号機の勝率は4・43。とてつもない差があるのだ。というか、16号機の勝率、低すぎ! 2連対率でははるかに下回る30号機(高田ひかる)、45号機(柳生泰二)よりも低いのだから、赤岩が2連対率より勝率、という意味がよくわかる。つまり赤岩はワーストモーターを引いてしまった、と言っていいわけだ。それもあっての、レース後にすぐさま本体整備。整備巧者の手腕でどう化けるかに注目しよう。

 さて、2Rで山口剛が差し切り。昨年のグランプリトライアルFによりSG出場停止となっていた山口が、その復帰戦でいきなり勝利! ということもあってか、レース後の山口は笑顔があふれた。周囲の辻栄蔵や大峯豊もかなりニコニコと笑っていたから、山口のテンションもかなり上がっていたと見える。そして今、目の前で4R丸野一樹も同じくSG復帰戦勝利! 午後のピットでマルちゃんを祝福しておきます!(PHOTO/中尾茂幸 黒須田 TEXT/黒須田)