BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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Wエース機は晶恵&奈菜に!!

(抽選前のつぶやき)

 去年の11月から稼働している若松モーター群には、明らかに「超抜!」と言いきれるふたつのモーターが存在する。まずはお約束、『BOATBoy』三島敬一郎の「エン魔帳」をご覧いただきたい。

☆三島敬一郎推奨10基☆
38号機(47%)S 直線系抜群で、じわっと他艇を出し抜いていく瞬足!
15号機(41%)S 年明けのキャリボ交換が馴染んで近況は抜群の鬼足
35号機(40%)A+ 行き足・直線系+全体的な足色が強めで調整次第で↑
14号機(41%)A+ 行き足・直線系と軽快で、ゾーン広そうにみえる基。
9号機(30%)A+ 近況は、行き足・伸び足共に力強い動きで注目だぞ。
20号機(36%)A+ キャリアボデー交換から全体的にパワーアップした。
33号機(48%)A 出足系統が抜群で出足番長、引き波もスイスイ
44号機(39%)A 後伸びがありバランス取れ上位の動き、ペラ調整次第
32号機(35%)A 出足・回り足系は勝率以上の動き。バランス良さそう。
11号機(38%)A 実績薄いが全体的に良い印象で期待したいモーター。

 そう、三島が「S」を授けた38号機と15号機がそれだ。両機の評判は地元でもすこぶる高く、『スポーツ報知』の井上記者(若松のヌシ)は「今節は選手の実力よりモーター抽選運が大事。15か38を引いた選手は勝ち組確定です!」と両機だけに異例の「S+」を授与。『西日本スポーツ』の荒木記者も「15か38を引いた選手が優勝すると思います。とにかく毎シリーズ、この両モーターを誰が引くか、楽しみで仕方がないっす」と相好を崩す。

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 私、畠山もこれらの評価に異論はない。38号機は昨12月のBBCトーナメントで吉川元浩が引き、前検からトップの「S」に指名した馴染み深いモーターだ(準V)。その後も全部の足が強力なバランス型として、若松のエースに君臨し続けている。
 一方の15号機は、直近の勢いが半端ない昇竜エンジンだ。ここ3シリーズの米田隆弘~渡邉優美~山田和佐は、すべて自他ともに認める節イチパワー。120期でB2級の山田に至っては、予選トップ→準優逃げ→優勝戦逃げという横綱相撲でデビュー初優出・初優勝を成し遂げている(112211241①着)。実のところ、その優勝戦の1マークは「4カド江夏満にまくられ、5コース浦田晃嗣にまくり差され」というズブズブの負けパターンに見えたものだが、内から小さく旋回したらばズンズン伸び返してバック先頭~「逃げきりV」になっていた。ちなみに2号艇は大神康司38号機で、やはりこのシリーズも15&38のWエースが主役だったわけだ。
 こうなると今節は、いや今日は「誰が15号機と38号機を引き当てるか!!????」がV戦線を占う上で大きな大きなファクターになりそうだ。今日も3密回避で会場には入れないので、首を長~くして抽選結果を待つとしましょ♪

(いざ、抽選結果!)

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三島推奨10基のパートナー
★★★★38号機(47%)S=松本晶恵
★★★★15号機(41%)S=平高奈菜
★★35号機(40%)A+=守田俊介
★★14号機(41%)A+=菊地孝平
★★9号機(30%)A+=大山千広
★★20号機(36%)A+=上田龍星
★33号機(48%)A=寺田 祥
★44号機(39%)A=永井彪也
★32号機(35%)A=篠崎仁志
★11号機(38%)A=興津 藍

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 モーター抽選のデータが届きましたぞ~。とにもかくにも気になる古豪38号機は松本晶恵、超新星15号機は平高奈菜がGET! なんとなんと、オールスターの風物詩とも言うべき女子レーサーがWエースを占拠してしまった!! もしも地元記者さんの「Vに直結」という予想が的中するなら、史上初のSG女子が誕生するかも?? 男子レーサーでは珍しく守田俊介が三島の3位推奨モーターを引き当てております。や、やれるのか、俊キチ!?
(photos/黒須田、text/畠山)