BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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エース82号機は平高奈菜!

(抽選前のつぶやき)

 5日前に多摩川チャレカが終わったと思ったら、今度は鳴門で4日間の短期決戦プレミアムGIの開幕だ~~! 鳴門モーターは4月21日から稼働7カ月ちょい。まずは今節も、信頼度抜群の三島敬一郎『エン魔帳』をご覧あれ。

三島敬一郎の推奨10基
82号機(52.6%)S 伸び足軽快で全体的に強めなバランス型。抜群機!
80号機(42.6%)A+ 行き足、直線中心に高評価! パイプの影響も大丈夫
36号機(41.2%)A+ 引き手に恵まれない感じだが、出足、行き足と一級品
34号機(41.4%)A+ 峰竜太から渡邉優美に渡り、全体的に上位級のバランス型
67号機(36.5%)A 整備と新ペラ交換で別物に変わった上昇機。楽しみ!
61号機(37.5%)A 行き足、直線系の足色が光る。引き手次第で主役も
27号機(41.9%)A 初下ろしから良かったが、大整備で直線足が蘇った
53号機(37.6%)A 出足、回り足と力強い印象で、引き手の調整でさらに↑
31号機(26.2%)A 温水パイプの影響なく、力感込みで全体的に強めだ
10号機(36.6%)A? 直前のギア交換が気になるが出足、行き足と好印象

 おっと、三島が唯一「S」を授けた超抜パワーは、2連対率トップの82号機! 三島は数字に頓着しないかたわら、「みんな知ってるエース機を推してもつまら~ん」ってな感じで数字トップのモーターには辛口になることが多いのだが、今回は「やむなし」と認めたか。これはもう「エース機に三島S」=「鬼に金棒パワー」とお伝えしていいだろう。

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 誰が乗っても上位・抜群レベルに仕上がる82号機は、まさに万能型のエース機。ちょいと気になるのは「4優出0優勝」という実績で、なぜか準優、優勝戦の大一番で勝負弱い面が見られるのだが、今節はどうだろうか。
 さて、根っから怠慢な私は直近の3、4節だけつらつら眺めてきたのだが、ことストレート足でベタ惚れしたのは67号機と61号機。三島も「楽しみ!」としている67号機は、10月末の中山将(113期)が節イチのスリット足であれよあれよの優出1号艇。最後は復活・重成一人のまくり差しに屈したが、節間通じて素晴らしい直線パワーだった。その次節は山口達也が3カドまくりで優勝などリズム・勢い的にも「楽しみ!」でならない。

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 で、直近の伸び足は67号機以上かも?? と目を細めているのが同じく三島A評価の61号機。11月上旬、地元の四宮与寛がゴキゲンな行き足~伸びを活かして優出2着。山口67号機に頂点は譲ったが、連日のストレート足は山口より強めに見えたものだ。直近の11月末には129期の新人B2・竹間隆晟がアウトから伸びに伸びて、ラストの2日間を4・2・2・1着=デビュー初勝利の大暴れで締めくくった。この「水神祭挙げたてほやほやマシーン」が、今日は誰の手に渡るのか。流れ的には、同じ大阪支部のルーキー上田龍星にリレーしたもらいたい。

(いざ、抽選結果)

 さてさて、今節もコロナ対策で(以下略)、さっそくモーター抽選結果をお伝えしよう。

三島推奨10基のパートナー
★★★82号機(52.6%)S=平高奈菜
★★80号機(42.6%)A+=羽野直也
★★36号機(41.2%)A+=白井英治
★★34号機(41.4%)A+=新田雄史
★☆67号機(36.5%)A=菊地孝平
★☆61号機(37.5%)A=遠藤エミ
★27号機(41.9%)A=深川真二
★53号機(37.6%)A=永井彪也
★31号機(26.2%)A=池田浩二
★10号機(36.6%)A?=上田龍星
※☆印は伸びフェチ畠山推し

 鬼に金棒エース82号機をGETしたのは、平高奈菜! ここ半年ほど、大舞台でエース級を引いては「ぜんぜんダメ」と泣きが入ることが多かった平高。今節こそは!?

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 でもって三島A評価にして私の推しメンは、67号機が菊地孝平、61号機は遠藤エミの手に。うむ、どっちもスリットで覗けば自力で攻めたてるタイプだけに、心の底から「楽しみ!」でならないぞ~♪(photos/シギー中尾、text/畠山)