BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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いよいよ最終日!のピットから

 団体戦もいよいよ最終日。ということで、今日は4~5Rでピットに入ってきたのだが、この時点ではまだ「いざ、10万円!」みたいな雰囲気はありませんでした。やはり大きな焦点となるのは、ポイントアップがある10~12R。リードしているルーキーズも、やや離されているレディースも、そこまで気合パンパンというわけではない。まあ、そういうものでしょうね。

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 5Rは登玉隼百がイン逃げ。おめでとう、これがデビュー初のイン逃げです! そして地元尼崎での初勝利でもあります。感慨がないわけはないのだが、カメラを向けたらなぜかこんな表情。照れ隠しですか?(笑)これを機にガンガンとイン逃げ&1着を量産していってくださいね!

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 優勝戦組では、4R発売中には渡邉優美と高橋竜矢が着水していた。渡邉は優勝戦メンバーに入るとやや劣勢と感じているようで、懸命に試運転と調整を行なっている。高橋は尻上がりに気配が良化していると見えるのだが、今日も入念に試運転を行なって、大外を克服する方策を練っている。

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 1号艇の井上忠政には、やはり余裕がうかがえる。整備室から出てきたのを見たが、おそらくはペラの点検。整備室奥にペラ調整所があるのだ。今節は井上曰く「スリーハンマーくらい」とまさに微調整しか行なっていない。今日はフォーハンマー目が入ったのか、ただの点検だけだったのか、ともかく大きな作業はしていないと思われる。昨日はピット離れで遅れたりもしていたが、本人はそれを意に介しておらず、つまりは足色への信頼が揺らぎないということだ。

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 佐藤航もわりと余裕の振る舞いで、大きな作業をしているところは見かけなかった。

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 中里優子はプロペラゲージの片づけをしており、やはり大きく調整する必要はなさそうだ。角ひとみと話し込む様子は神妙ではあったが、ドタバタとする様子はまるで見られない。

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 西橋奈未も同じく、自然体で過ごしている。プロペラ調整室を何度か出入りしているのを見たが、やはり大きく叩いている様子はないのであった。
 この4人が、6R発売中に揃って着水。いよいよ本格的な動き出しだ。その手応えによって調整をしていくことになるのだろう。団体戦では12ポイントが与えられる優勝戦。それも含めて、ここから気合が高まっていくというわけだ。(黒須田)