いよいよ真打登場！ と書くと女子の賞金TOP12の面々が浮かびますが、真打は選手だけにあらず。多摩川の２連対率TOP12のモーターも、明日から進軍を開始します。シリーズ前検日に三島敬一郎の『多摩川十五傑』を紹介しましたが、今日はそこからトライアル組の９基だけを抜粋してみましょう。
三島敬一郎のトライアル推奨機
★29号機（44.0％）Ｓ 出足番長！女子レーサー向きのパワー機で楽しみ満点
★24号機（45.3％）Ａ++ 直線系の良機。特に伸びに特化するとレスポンス良い
★21号機（47.2％）Ａ++ 転覆事故あるも、実戦足中心に好状態キープで要注目
★55号機（39.5％）Ａ++ 全体的な足色が上位クラスで、特にレース足が良好だ
★48号機（42.9％）Ａ＋ 出足系のパワーある良機でパイプ装着の影響も大丈夫
★18号機（39.6％）Ａ＋ パイプ装着でも足落ちなく、出足、回足と上位の印象
★74号機（50.4％）Ａ＋？パイプ装着で直線系が削られた感じ。直近で転覆整備
★44号機（44.2％）Ａ 直線系込みの実戦足が良い状態だが、ゾーンが狭そう
★39号機（39.0％）Ａ キャリアボデー交換で出足、回り足と実戦足が上積み
前にも書いたけど、初夏から私がベタ惚れしていた伸びーーーる74号機は、温水パイプが付いたあたりからダダ下がり。三島もこれを見逃さず、「？」を付けた上でトライアル組では水準以下の第七席に甘んじてしまった。地元の番記者さんも「元は紛れもないエース機も、今は何もない。バランスの取れた中堅機」とのこと。バランスの取れた中堅機って……非常に残念なパワー急降下ではありますが、現実を受け止めなければ！ たった今届いたモーター抽選の結果を、三島の推奨順にお伝えします。
三島推奨機のパートナー
★29号機（44.0％）Ｓ ＝平山智加
★24号機（45.3％）Ａ++＝長嶋万記
★21号機（47.2％）Ａ++＝田口節子
★55号機（39.5％）Ａ++＝浜田亜理沙
★48号機（42.9％）Ａ＋＝渡邉優美
★18号機（39.6％）Ａ＋＝高田ひかる
★74号機（50.4％）Ａ＋？＝川野芽唯
★44号機（44.2％）Ａ ＝大瀧明日香
★39号機（39.0％）Ａ ＝三浦永理
あららん?? 三島イチ推し29号機×平山智加と言えば、９月５日～10日のオールレディースですでにカップリング済みではありませんか!!?? その時の成績は634112322⑤と乗り手にしては平凡で、果たして本人は２度目の逢瀬をどう思っているか。そのあたりはコメントで明確になりそうですな。その後の29号機は、10月の周年記念で小池修平が優出４着と大活躍。直近の馬場剛まで出足主体にゴキゲンな足色を見せているようですね。
長嶋万記が引き当てた24号機は、かつての74号機を受け継ぐ現在多摩川のスリット番長?? 前操の安達裕樹が２日目にＦを切っているのですが、地元の記者さんは「モーターが出過ぎて非常識なＦ」と断言しております。こと伸び足に関しては、他の追随を許さない抜群モーターとのこと。嗚呼、我が74号機との栄枯盛衰を痛感してしまいます！
三島第三席の21号はクイクラ３連覇を目指す田口節子がGET。実戦向きとのことで、激辛のコース取りに定評のある乗り手にとって鬼に金棒か。前回の相棒は新人ほやほやで足色云々を語るレベルではなく、その前の武田光史もそのまた前の高橋竜矢も上々のレース足でしたね。
とりあえず、三島のTOP3までお伝えして、あとは前検の気配をチェックするとしましょうかね。ん?? 改めて「三島九傑」を見渡すと、今節の主役になりそうな「モリモリモリヤーーー！」と変則「見ててください」のＳＧレーサーの名前が見当たらないような……こ、今節は究極のハンデ戦なのかも知れないっすね。それはそれで、舟券的には面白そうかも!?（photos/シギ―中尾、text/畠山）
