BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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46号機は上平!

(抽選前のつぶやき)

 超久々のからつSG、開幕です! 深川欠場でまさかの「地元ゼロ」は残念無念だけど、からつの超抜モーターに欠場なし。いちはやく節イチパワーを見つけて、舟券でガッポリ儲けるとしましょ。

 からつモーター群は去年の8月21日から10カ月ほどフル稼働。数字もそれなりに信頼できるのですが、いちばん悩ましいのが過去に「絶対エース」と謳われた看板41号機。3月・周年記念の長田頼宗あたりまではストレート中心に圧倒的エース感を誇っていたのが、春先あたりから急降下。ついさっき、からつで馴染みの施行者さんからこんな話を聞いちゃいました。
「エースだった41号機、ビミョーなんですよ。パイプが外れたあたりから過去の面影がないくらい落ちちゃって……これはもう本体そのものがアウトかも、なんて思ってたら、前節の沖悟がシャフトをやったらじんわり復調気配に……底力はあるモーターなんで、今節も赤岩善生とか整備巧者の手に渡ったら完全復活なんてこともあるかも、です」
 半信半疑という表情で教えてくれましたが、とりあえず現状は「数字=47%ほどの過信は禁物」とお伝えしておきましょう。で、今節もお世話になります、信頼度抜群・三島敬一郎の『エン魔帳』へレッツラゴー!

★三島『エン魔帳』・からつ十傑
46号機(48.5%)S リング交換が気になるが、直線系の足色に余裕があり注目
74号機(50.0%)A++ 近況は若干垂れぎみも、出足系の力感は抜群で調整次第だ
28号機(39.7%)A+ 近況の動きは確実に上位級。出足も良いが直線も覗くぞ
11号機(42.2%)A+ 全体的にバランス良い仕上がりで上位。特に出足が強め
27号機(43.3%)A+ 実戦足のグリップ感ある感じで、行き足、直線系と良い
68号機(39.6%)A+ 近況は出足も伸びも上位の動き見せていて、楽しみ満点
53号機(37.7%)A+ 直線系だけをみれば上位。手前が上積みできればさらに◎
49号機(43.2%)A 出足系統の動き良く、行き足も遜色ない印象で上位級
23号機(41.7%)A 実績上位の良好機も、近況は直線寄りで操縦性が課題か
47号機(42.2%)A 出足、直線系と動き良く、特に行き足系の力感を感じる

 ふむふむ、最近の気配落ちを見据えて、41号機をあえての圏外にしましたね。唯一のS指定は46号機。3月・周年記念の大上卓人や2節前・深谷知博(優出3着)のスリット足がかなり軽快で、今節も大上や深谷が引いたりしたらまんま有力なV候補っすね。もちろん、他の選手が引いても予選突破は当たり前という三島イチ推しパワーであります。
 で、僭越ながら、伸びーーるモーターをこよなく愛する私・畠山のイチ推しは、三島3番手評価の28号機!(最近、このパターンが多いな)。とにかく5月5日に原田佑実が優出(3着)したシリーズあたりから伸び足が急上昇。その後の百武翔~直近・宇土泰就もことスリット近辺の行き足が超ゴキゲンで、「41号機に代わって、遅ればせながら超新星が出現!」ってな勢いなのであります。馴染みの施行者さんも、こんなフォローをしてくれました。
「今季のからつモーターって、温水パイプの着脱でめちゃくちゃパワー相場が変わったんですよ。パイプが外れて一気に上昇したのが28号機。勢いだけなら節イチ級の魅力がありますね。他では35号機、46号機、11号機、74号機あたりも近況よく動いてます」
 はい、今節の私は誰が引いても“鉄人・28号”のアタマ舟券を買い続けま~す♪

(いざ、抽選結果!)

 さてさて、今節もコロナ対策ってことで、三島十傑のパートナーだけを速報形式でお伝えします。

★三島十傑のパートナー
46号機(48.5%)S =上平真二
74号機(50.0%)A++ =篠崎仁志
28号機(39.7%)A+ =磯部 誠
11号機(42.2%)A+ =松井 繁
27号機(43.3%)A+ =池田浩二
68号機(39.6%)A+ =前本泰和
53号機(37.7%)A+ =石野貴之
49号機(43.2%)A =久田敏之
23号機(41.7%)A =原田幸哉
47号機(42.2%)A =興津 藍

 三島一傑の46号機は上平真二by『探偵物語』! SGの外枠では人気の盲点になることもありそうで、かなり面白い存在だとお伝えしておきます。
 私のイチ推しにして三島第三傑の28号機を引き当てたのは……磯部誠でした。スタート次第で自在に捌くタイプではありますが、今節は伸びなり勇猛果敢に攻めてくれると信じます!

 そうそう、イワク付きの旧エース41号機は、百戦錬磨のヒーロー瓜生正義の手に渡りました。このマッチングでエースパワーが復活するのか、はたまた実績とは裏腹に這い回るのか、大いに注目するとしましょう。(photos/シギー中尾、text/畠山)