BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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団体戦TOPICS

 本日5日目は11R・12Rの準優にスポットを当てつつ、団体戦の経緯も簡潔にお伝えします。まずは団体戦から。

団体戦ダイジェスト

【1R/紅組が好枠】①堀之内紀代子のインモンキーがダダ流れたところ、人気薄の②西岡育未が2コースからズッボリ差し抜け! ③高憧四季がソツなく連動して3連単は330倍の大穴も、これはこれで好枠シード紅組の圧勝だった。【紅組15-18】
※チョイメモ/節間成績で妹・成美に圧倒されていた育未が待望の初勝利。昨日の『週刊BOATBoy』の成美インタビューで「姉も良くなっている」と語っていたが、そのコメントを裏付ける足色だもあった。ハイパワー四季ちゃんには詰められていたけれど。

【2R/白組が好枠】圧倒的人気の①島川海輝が6.68という図抜けた展示タイムを引っ提げてイン逃げ圧勝。②木下雄介~③田中駿兵もすんなり追走して瞬く間に123ダァーー隊形が固まった。【白組19-15】
※チョイメモ/ルーキーズの実力者・島川39号機の気配が一変!? スリットからの行き足、ターン出口の押し足ともに迫力倍増で、昨日までのパワー評価=「中堅に毛が生えたレベル」を一新する必要がありそうだ。もちろん準優5号艇も要注意!

【3R/紅組が好枠】団体戦では3日ぶりの大乱戦?? 紅組の2・3コースが凹んだところ、4カド④石渡翔一郎の絞め込み(不発)に便乗した⑤香川颯太~⑥飛田江己がズボズボの差し抜け。逃げ粘る①新田芳美を交わし、2マークの出口で白組ブレーク確定の1・2着態勢を固めた。5-6-1は212倍の好配当。【白組20-15】
※チョイメモ/起こしタイミングを逸して1マーク叩かれた細川だが、その後の追撃足にキラリ光るものあり。白組の島川のみならず、紅組の準優5号艇も軽視禁物とお伝えしておく。

【4R/白組が好枠】チルト0で手前に寄せた①垂水悠が力強いターン回りでイン逃げ快勝。今シリーズ安定感抜群の③若林樹蘭が握って連動し、あっという間の白組の必勝形を築いた。強い。【白組21-15】
※チョイメモ/白組の内枠シード番組は、2日目11Rの1-2-3から11戦連続で1・2着か1・3着の必勝形。ほとんどすべて1マークのターン出口でケリがついている(継続中)。

【5R/紅組が好枠】今日3発目の大波乱は後味の悪い事故レース。①西橋奈未がしっかり逃げたが、白組の④⑤⑥がドカドカと押し寄せてここも白組のブレーク勝利が濃厚に。と思いきや、2周2マークで2番手の④小林孝彰がバランスを逸してまさかの横転(選手責任)。思いもよらない1-6-2の216倍とともに、紅組にラッキーな勝利が転がり込んだ。【紅組16-21】
※チョイメモ/さて、小林の転覆がなかなかに派手な横転⇒後続の粟田祥がモロに乗り上げただけに、モーターへの悪影響が懸念される。白組でトップ級、準優でも怖い存在と見ていた小林16号機がどうなってしまったか。転覆整備でどこまで持ち直したか、11Rのスタート展示に注目していただきたい。

【6R/紅組が好枠】スリットで②と③が凹む危うい隊形だったが、格上の①平高奈菜が慌てず騒がずインから押しきった。1マークまでに伸び返した②松尾夏海~③木村紗友希もルーキーズの攻撃を完封し、久々のワンツスリー独占決着。【紅組17-21】
※チョイメモ/松尾の2コース差しは速くて的確、一瞬だけ舳先が平高を貫いたかに見えたが、直後の押し足が甘い。その後も木村の追撃に四苦八苦しており、残念ながら今節の夏海54号機はワースト級のまま5日目を終えてしまった。

【7R/紅組が好枠】奇数レース=すべてレディース好枠番組の波乱が止まらない。まず、圧倒的な人気の①西岡成美を3コースのまくり怪獣③池田浩美が十八番の強ツケマイで粉砕。これだけで十分な波乱だが、その間に最内を根っこ差しした⑥濱野斗馬が恐ろしい伸び足で快走。あっという間に池田を抜き去り、節間6勝目を挙げた。ただ、団体戦としては②藤堂里香と成美も奮闘し、紅組が辛くも好枠キープを果たした。【紅組18-21】
※チョイメモ/とにかく、濱野のバックの伸び足が鬼の一語、準優へパーフェクトの仕上がりだ。

【8R/白組が好枠】なんと、団体戦の最後も大波乱で8戦5発目の万舟決着。引鉄は4カド④喜多須杏奈で、好スタートから一気の絞めまくり。対して②高橋龍治がこれをブロックしながらの先まくりで応戦。艇を合わされた喜多須はバランスを崩して横転した。その間に最内から⑥西村美智子がスーーッと2番手に進出して2-6-3はほぼほぼ500倍の大万舟。杏奈の転覆もあって、団体戦は白組の勝利。【白組22-18】
※チョイメモ/5Rの小林に続いて準優組の杏奈もド派手な転覆。小林よりさらに短い時間での転覆整備で、どこまでリカバリーできるのか。11Rも12Rも3号艇の気配をしっかりチェックしておきたい。

 特大万舟が飛び交う団体戦ながら、紅白の勝敗は4-4のイーブン。総合ポイントはこんな感じになってます。

  ★合計ポイント★
 紅組1822白組