（抽選前のつぶやき）
ボートレース発祥地から、あけおめことよろー！ 大村モーター群は昨年の６月20日が初下ろし。以来半年ちょい、働き盛りの面々なわけですが、今季の大村モーターといえば、文句なしの一択なんですよ、一択!! 私がボー誌でこっそり連載している「全国伸びーーるモーター／ザ・ベストテン」で５カ月連続トップ３入り、ほぼほぼ第１位に君臨しているモンスターパワーと言えば……??
おっと、その前に、今節もあの男を呼んじゃいましょう。北は桐生から南はこの大村まで、24場の全レースを夜な夜な何度もリプレイ鑑賞している「艇界随一のパワーストーカー」三島敬一郎。信頼度絶大な『三島エン魔帳』から、大村のTOP10を抜粋しちゃいましょう。
三島敬一郎の大村十傑
★19号機（56.1％）Ｓ 断然人気のエース！ 全体的に強めで直線系がさらに強い
★67号機（42.4％）Ａ++ 直線系統の足色が上位級。回転調整次第でさらに上向き
★45号機（42.1％）Ａ++ 出足が強めで実戦足中心に良い動きしている。楽しみ満点
★76号機（45.8％）Ａ++ 実戦足が強めなバランス型。直線も強力な状態で狙える
★17号機（43.9％）Ａ++ 出足、回り足と抜群！ バランス良い仕上がりで上位級だ
★74号機（46.6％）Ａ＋ 道中の競り合いに強めの出足型だったが、転覆で伸び系に
★61号機（40.3％）Ａ＋ 行き足系の動きはしっかりしていて、実戦向きな仕上がり
★48号機（44.4％）Ａ＋ 全体的な足色が良い状態で、仕上がればまだ出そうな感じ
★51号機（38.8％）Ａ 出足、回り足と足色は強め。近況は行き足もついてきた
★40号機（43.4％）Ａ 新ペラ交換で足色変化も、行き足系の直線足は良い状態
うん、ってなわけで、ちょっぴり天邪鬼な三島も「コイツには逆らえない」とトップ指名したのは、泣く子も黙る大村の絶対エース19号機!! 初下ろしの今井貴士が恐ろしい節イチパワーで優勝するや、誰が乗っても圧倒的なスリット足でたちまちエース機に君臨。11月の71周年記念では、枝尾賢が一撃の４カドまくりで頂点に立っちゃった。
実は「温水パイプが付いてから足落ちムードか」と噂される19号機だけど、私はそんな噂は信じません。大一番で花形選手が乗れば、絶対にモノの違いを見せつけます。マジで、できることなら半年後のＳＧオーシャンカップでも参戦してほしい。それが叶わないとしたら、今シリーズが最大の檜舞台だからして、思う存分に暴れまくってほしい。いや、暴れまくるに決まってるんですよ。誰が引いても。
私の勝手な願望を言うなら、『北陸の蒼きまくり狼』今垣光太郎や『赤城のまくり怪獣』椎名豊、はたまた人気の盲点になりやすい女子選手が引いて大穴をぶちかまして欲しいっすね。本当の本当に、誰がこの19号機をGETするのか、こんなにワクワクするモーター抽選は何年かぶりであります！
正直、伸びフェチの私にとって19号機以外は「その他大勢」でしかないのですが、三島敬一郎は他の有力候補もしっかり見据えております。第二席は67号機。枝尾19号機が優勝した周年記念で、新田雄史が鋭いレース足を魅せていたアレっすね。で、次の節の上田龍星がさらなる超抜パワーで節間９勝～イン逃げ圧勝Ｖを飾ったアレ。確かに、ポスト19号機の一番手は67号機で決まり、ですかね。
第三席の45号機は年末の黒井達矢の実戦足が超ゴキゲンでしたが、三島はそれ以前から出足系統に惚れ込んでいたようですな。第四席の76号機は９優出１Ｖという抜群の安定感を誇り、昨９月に地元のルーキー本村大が鬼級のスリット足で121113411③と大活躍したアレ。第五席の17号機は周年記念で杉山裕也が不気味なターン回り～押し足を何度も魅せていたアレっすね。うん、どれもこれも秀逸なパワーとお伝えしておきます。
え、19号機以外の解説が大雑把にして投げやり?? まさか、そんなつもりはさらさらないんですけど、いやぁ、やっぱ大村は19号機ですから、19号機の一択ですからね、他はちょっとどーでも…………ご、ごめんなさいっ！
（いざ、抽選結果！）
はい、手元にモーター抽選の資料が届きました。まずは四の五の書かずに、三島十傑を引き当てた選手たちを列挙します。
三島十傑のパートナー
★19号機（56.1％）Ｓ ＝上條暢嵩
★67号機（42.4％）Ａ++＝深谷知博
★45号機（42.1％）Ａ++＝山口 剛
★76号機（45.8％）Ａ++＝井口佳典
★17号機（43.9％）Ａ++＝毒島 誠
★74号機（46.6％）Ａ＋＝関 浩哉
★61号機（40.3％）Ａ＋＝羽野直也
★48号機（44.4％）Ａ＋＝菊地孝平
★51号機（38.8％）Ａ ＝守屋美穂
★40号機（43.4％）Ａ ＝峰 竜太
何はともあれ、圧倒的に気になって仕方がない大村の絶対エース19号機をGETしたのは、ヤングダービー王の上條暢嵩!! 去年の勢いそのままに、19号機とともに２個目のＰＧＩを召し取ってもらいましょうかね！
でもって第二席の67号機は深谷知博が、以下、45号機は山口剛、76号機（現地では19号機に匹敵する準エース機という下馬評）は井口佳典名人、17号機は毒島誠が引き当てました。果たして、この面々が上條19号機を打ち倒すことができるのか？ ４日間の短期決戦を見守るとしましょう。（photos/シギ―中尾、text/畠山）
