（抽選前のつぶやき）
歴史的な大返還とともに幕を閉じた住之江ＧＰから６日。2021年のフィナーレは“賞金女王”の祭典だ～！ 福岡モーター群は８月13日が初下ろし。で、４カ月間、伸び型フェチの私がチラチラとチラ見してきたところ、残念ながら心に刺さるモーターを見いだせなかった。福岡はダッシュの距離が短い、スタートの放映角度が他と違う、みたいな感じで、ちょっと苦手意識があるんだよなぁ。
ま、一言でいうと怠慢なわけで、今節も信頼度抜群の三島敬一郎『エン魔帳』に頼るとしましょ。それからそれから、「福岡ボートの主」森大輔記者のパワー評価も、短評の後に添えておこう。
◎三島敬一郎推奨10基＋１（＆森記者鑑定）
21号機（48.8％） Ｓ 漲るパワーがあり余る！ ピッタリ合えば鬼足クラスに変化も（Ａ）
24号機（36.5％） Ｓ？初下ろしから惚れこむイチ推し機。ペラが合えば動くはず！（Ｓ）
39号機（40.9％） A+ 出足、回り足、直線足、実戦足と四拍子揃う万能機。特に出足（Ｂ）
56号機（48.1％） A+ 出足、回り足、レース足と、競りにも強めな超実績機だ！（Ａ）
14号機（48.1％） A+ 初下ろしから直線系の足色が光る。調整次第でさらに上向きも！（Ｓ）
25号機（41.9％） A+ 出足、回り足系が上位級で、引き波にも負けない印象で◎（Ｂ）
73号機（47.3％） A+ 行き足、直線系に絞ればパワーを発揮する印象。引き手次第！（A+）
12号機（41.8％） Ａ 調整さえ合えば上位に次ぐ動きみせる二の足とスリット足（B↓）
74号機（33.3％） Ａ 行き足、直線系とパワフルでゴキゲン。注目したい（A+）
16号機（42.2％） Ａ 転覆整備あるが、出足、回り足と上位の動きで要注意（C↑）
75号機（27.5％） Ａ 使われるかすらわからない低勝率機も、近況は良い動きだ（Ｂ）
三島Ｓの21号機も気になるけれど、さらに興味を引くのは三島「イチ推し」×森記者「Ｓ」がコラボした24号機。このモーター、初下ろし前の検定タイムも１位だし、現在の平均展示タイムもトップタイという直線タイプ。たったいま挨拶を交わした森記者から、貴重な情報も入手した。
「直近の福岡の実質エースは、24号機と74号機。この２基は数字が足りずにシリーズ組に回ります。なんとかトップ12に汲み入れたいという動きはあったようですが、結局は叶わずシリーズに行っちゃいました。番記者としてはメチャクチャ残念ですけど……」
74号機の三島評価も「A+」。つまり、森記者が唇を噛みしめた福岡の「隠れＷエース」は、シリーズ戦では無敵の最強パワーになる可能性が高い。今日の抽選（シリーズのみ。トライアル組の抽選は明日）は、三も四もなくこの「博多ツートップ」に視線をロックオンするとしよう。あ、それから同じくシリーズ戦に参戦する三島の「＋１」機、75号機も面白そうではあるな。
（いざ、抽選結果！）
今年最後のモーター抽選もコロナ対策～（以下略）～さっそくシリーズ戦のモーター抽選結果を発表しちゃおう。
三島推奨機の相棒（シリーズ戦）
★★★24号機（36.5％）Ｓ？・森記者Ｓ＝角ひとみ
★★74号機（33.3％）Ａ・森記者A+＝蜂須瑞生
☆75号機（27.5％）Ａ・森記者Ｂ＝平田さやか
他の三島推奨モーター８基はトライアル組へ。寂しい表ではあるが、だからこそこの厳選３基は初日から狙い撃つべきお宝モーターとも言える。特に角ひとみ24号機と蜂須瑞生74号機は「福岡の隠れＷエース」として、今日のうちに脳内にインプットしていただきたい。まくり屋の蜂須がどんだけ暴れるか、楽しみだなぁ、ﾑﾌﾌﾌ♪（photos/シギー中尾、text/畠山）
