(抽選前のつぶやき)
さあ、高校球児のメッカ阪神甲子園球場のオヒザ元・尼崎でのBR甲子園が開幕だぁぁぁ!! ぶっちゃけ、この大会の創設時から「スタジアムは尼崎専属でええんじゃね?」などと思っていたくらいですからね。本家本元の甲子園大会、阪神ファンの私も舟券完全優勝を目指します!
そんな尼崎のモーター群は4月11日が初下ろし。まだ稼働3カ月にも満たないルーキーでして、伸びフェチの私がツバを付けているモーターもふたつ程度。こんな黎明期だからこそ、あの男の“審機眼”がピッカピカに光ります。そう、レースリプレイを隅から隅まで舐め回す、艇界きっての超ウルトラ機力フェチ・三島敬一郎の登場だーー! さっそく信頼度絶大な『三島エン魔帳』から尼崎十傑を抜粋してみよう。
三島敬一郎の尼崎十傑
★61号機(41.1%)A++ 転覆で少し落ちたがバランス型の良機で、伸び足が抜群
★57号機(50.9%)A+ 強バランス型でストレスなし! 特に直線系の足色が強め
★2号機(39.2%)A+ 直線系統抜群機! 中間速から直線足、伸びまでゴキゲン
★13号機(47.3%)A+ 初下ろしから二の足、スリット足と上位で、一撃秘める足
★4号機(44.1%)A+ 直線系や出口の押し、中間速が割増の印象で要注目
★24号機(46.4%)A+ 初下ろしから全体的な足色に余裕があり、行き足系が強め
★9号機(41.5%)A 初下ろしから直線系に余裕があり、行き足は負けない感じ
★26号機(38.1%)A しっかりとした出足型で、回転調整にストレスなさそう
★3号機(45.8%)A 近況は乗り手悪く未知数も、出足良好で回り足に反映!
★58号機(47.3%)A 全体的にバランスが取れている実戦足型で、乗り手次第だ
はいーーー、三島が唯一【A++】を授けたイチ推しパワーは61号機! 嬉しいというかなんというか、伸びフェチ私の「ふたつ程度」のひとつ目が紛れもなく61号機であります! まぁ、三島が「伸び足が抜群」と書いてるんだから、私のトップ推しはむしろ必然ですかね。
この61号機、4/23~の初下ろしシリーズは滝沢芳行が乗ってさほど目立たず。ただ、伸び足を大切にするまくり怪獣・滝沢の調整でじわじわと伸び足がアップ。続く杉山正樹がそのストレート足に磨きをかけて優出5着。
当時の私は「まあまあ伸びるヤーツ」くらいの軽い印象でしたが、6月半ばに今をときめく藤原啓史郎(びわこGⅡ完全Vおめでとう!)が抜群レベルまで引き上げてオール3連対V。で、直近の笠置博之もまんま凄まじい鬼足で活躍していたらば、6月30日(つい3日前!)の準優12Rでアレが起きてしまった。笠置が4カドから伸びなりまくりきった瞬間、内から押っつけた選手と接触してド派手な転覆……ギヤケース交換を余儀なくされた。翌最終日の笠置61号機はスリットから力強く出て行って1・3着。まずはひと安心という内容でしたが、部品交換があったし、たった2走しかしてないし、以前のままの61号機とは言いきれないのが現状であります。ってなわけで、この後のスタート練習では61号機の気配をガン見します!
三島の第二席57号機は誰が乗ってもスリット足がしっかりしていて、1マークまでに主導権を握るイメージ。第三席の2号機は5月半ばの雑賀勇貴の伸び足が半端なかったけど、直近はちょいと夏バテ気味かも?
でもって、伸びフェチの私が61号機の次に期待しているのが、三島第六席の24号機。とにかく初下ろしシリーズで森永淳のスリット近辺の行き足~伸び足が私の伸び伸びハートを鷲掴みにした。正直、最近の森永はいつでもどこでもこの部分の足が強烈なので、「24号機パワーじゃなくて、単なる森永パワーかも?」と半信半疑でもありましたが、その後の中島孝平~直近の半田尚也までしっかり伸びてます(森永の頃よりはちょい伸び落ちではある)。
さてさて、栄えある尼崎・甲子園で頂点に立つのは誰か。そして、大谷翔平級の超特大ホームランをかっ飛ばすのは誰か。三島一席の61号機、同六席の24号機に気を入れつつ、予選1回戦からの激闘に期待するとしましょう。
(いざ、抽選結果!)
モーター抽選結果をお伝えします。
三島敬一郎の尼崎十傑
★61号機(41.1%)A++=多田有佑
★57号機(50.9%)A+=太田和美
★2号機(39.2%)A+=中澤和志
★13号機(47.3%)A+=関 浩哉
★4号機(44.1%)A+=今井美亜
★24号機(46.4%)A+=佐竹友樹
★9号機(41.5%)A =片岡雅裕
★26号機(38.1%)A =井口佳典
★3号機(45.8%)A =金子拓矢
★58号機(47.3%)A =佐藤 翼
はい、三島も私も「節イチ伸び――るはず」と期待している61号機は山形代表の多田有佑がGETしました! でもって、三島の第六席にして私の二番推し24号機もチーム雪国=宮城代表・佐竹友樹の手に。さらには第三席の2号機も岩手代表・中澤和志、第五席の4号機は富山代表の今井美亜などなど、艇界では「辺境」と呼ばれる地域の代表選手が、雪国旋風を巻き起こすかもーー??(photos/チャーリー池上、text/畠山)